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江戸歌舞伎の怪談と化け物 (講談社選書メチエ)
 
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江戸歌舞伎の怪談と化け物 (講談社選書メチエ) [単行本]

横山 泰子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

耽美と残酷。大江戸ワンダーランドへの招待 化け猫・妖狐・怨霊。怖いけれど面白い娯楽の王様。宙乗り・水くぐり・早変わりとさまざまな仕掛けを駆使し恐怖と陶酔へと誘う、スペクタクルショーを活写する。

内容(「BOOK」データベースより)

化け猫・妖狐・怨霊・妖怪―怖いけれど面白い娯楽の王様。宙乗り・水くぐり・早替りとさまざまな仕掛けを駆使して観客を恐怖と陶酔に誘う江戸歌舞伎大スペクタクルショーへの招待。

登録情報

  • 単行本: 234ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/9/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062584212
  • ISBN-13: 978-4062584210
  • 発売日: 2008/9/11
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 156,650位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
本書は江戸文化を専門とし、法政大学教授である著者が

江戸時代に人気のあった歌舞伎の<怪談物>について

演目や演じられ方、その変化を検討することで

江戸文化や怪談の本質に迫る著作です。

まず驚くのは、

四谷怪談でおなじみのお岩をはじめ

玉藻前にオサカベ、化け猫など

歌舞伎に登場する<物の怪>の多様性や、

歌舞伎の大ヒットを踏まえて作られた

製作された読本や役者名義合巻などの<コラボレート・グッズ>

なかでも、人間を脅かすためにやって来た本物の妖怪が

尾上松緑が演じる怪談歌舞伎を見てゾッとして逃げ帰る―

という『古今化物評判』は、国会図書館にあるので、いつか見たいと思いました。

また、個人的に興味深かったのは

歌舞伎に登場する「化ける女性」は

男性である歌舞伎役者が演じることで両性具有性を具備し、

そのことによって、舞台が非日常性を帯びた―という指摘や、

お岩とフランケンシュタインには「出産」などの類似性があるという指摘。

両性具有性や「出産」などの要素は、

鈴木光司さんの『リング』にも通じるものがあるので

こうした観点からいろんなホラーを読み返してみると面白いかなぁとおもいました☆☆

江戸文化・怪談文化の奥深さを知ることができ、

読み終わった後には、歌舞伎を見に行きたくなること必至の本著

歌舞伎ファン、ホラーファンならずとも好奇心を刺激されること間違いなしです☆
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