2009年の江戸検定の問題がこの本から5割出題されるということで
購入した本。2級の受験会場ではみんな1冊ずつ持っていました。
内容は各章ごとにしっかりまとまっていて、とてもわかりやすい。
著名人や架空の人物にインタビューする、もしくは彼らが語る形式を
とっており、すっと内容に引き込まれていきます。
試験に出るから暗記しなくちゃ、という意識をしなくても、自然と
登場人物同士の会話の中から、知識が頭に入っていくように思えました。
表やグラフもうまく使われているし、巻末に年表や「江戸人の世界」なる
江戸言葉やしきたりの紹介もあり、楽しく学べます。
実際の江戸検定ではこの本から重箱の隅をつつくように出題がなされ、
検定に関しては「うまくできているなぁ」という印象を受けました。
しかしやはり、江戸検公式テキストなので、あくまで江戸検受験者向けの
作り。受験者以外にはあまり魅力的ではないかもしれません。
でも、もっと多く江戸のことを知りたい、と思わせる興味深い1冊でした。