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江戸川乱歩賞全集(5)孤独なアスファルト 蟻の木の下で (講談社文庫)
 
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江戸川乱歩賞全集(5)孤独なアスファルト 蟻の木の下で (講談社文庫) [文庫]

藤村 正太 , 西東 登 , 日本推理作家協会
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,250 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

●『孤独なアスファルト』
断熱材メーカーの常務が殺され、工場に勤める東北出身の内気な青年が容疑者に。大都会の人間の孤独を鋭く抉る社会派本格推理。

●『蟻の木の下で』
動物園で発見された男の死体には熊の爪痕が。近くには新興宗教のバッジが落ちていた。謎解きの意外性に戦争犯罪の傷痕を絡めた異色作。

内容(「BOOK」データベースより)

断熱材メーカーの常務が殺され、工場に勤める東北出身の内気な青年が容疑者に。大都会の人間の孤独を鋭く抉る社会派本格推理。『孤独なアスファルト』。動物園で発見された男の死体には熊の爪痕が。近くには新興宗教のバッジが落ちていた。謎解きの意外性に戦争犯罪の傷痕を絡めた異色作。『蟻の木の下で』。

登録情報

  • 文庫: 724ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/3/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062645254
  • ISBN-13: 978-4062645256
  • 発売日: 1999/3/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 405,827位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
「孤独なアスフアルトは割愛します、単独で記していますので」。『蟻の木の下』ー戦争犯罪を巡る事件を軸にした推理もの。新興宗教絡みで殺人事件と発展していき、さらに色々と進んで行く推理本。あまりに話しを広げすぎて,まとまりに欠ける嫌いが否めない作品。この本の価値は、この時代(明日をも解らない、混乱期)、を、独特に描いている処にあります。戦争を実際体験した人しか描けない世界を、嘆きと、怒り、悲しみ等々赤裸々に記しているところに有ります。とくに、これからの人、戦争を知らない私たちが読むべきだと思います。尊い犠牲のうえに、今の平和がある分けですから,感謝をこめて。ありがとうございました。
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形式:文庫
【孤独なアスファルト】

終戦による混乱から抜け出し、高度成長を続ける大都会東京、

そこに東北の田舎から集団就職でやってきた青年田代が、

殺人事件の容疑者となる。

地方出身者の方言によるコンプレックスや、孤独感が良く描か

れているが、物語の中盤以降は事件を捜査をする来宮警部が

主役となり陰が薄くなる。

来宮警部は足による地道な捜査を繰り返す。乗り物に乗るとし

ても、バスや電車で、当時はまだパトカーが充分に配備されて

なかったのかと思ってしまった。

事件のトリックは、都内と都下の気温差を利用するなど、面白い

ものがあるが、重要な証拠を犬がくわえて持ってくるという件に

は、少し疑問を感じた。

東京という大都会に住む人間の孤独というテーマの選定がうまい。

ただ、後味がちょっと悪かったのは残念。評価は★★★

【蟻の木の下で】

動物園で発見された男の死体には熊の爪痕が、との事ですが、

当時の鑑識でも、熊の爪痕か、それ以外の凶器かは区別が

付きそうな気がする。

関係者も、新興宗教に関わっている人が多く不自然。

やたらと一人の人間を悪者として書いているが、作者は戦争

犯罪で何を訴えたかったのか良く判らない。

犯人の登場の仕方も、推理小説のルールに反する。

序盤から犯人の影くらいは匂わせて置くべきではないか。

文句ばかり言ってるようだか、江戸川乱歩賞全集として、

二作並べて読むと、はっきり優劣が付いてしまう。

勿論、レベルの高い年もあれば低調な年もあり、受賞作なら

それなりに一定の水準には達しているのであろうが。

評価は★★

既に絶版となった過去の作品を、文庫本で手軽に読めるのは

ありがたい。この巻には選評もついており、審査員たちの、

新しい才能を世に送り出そうとする熱意が感じられる。
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