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江戸川乱歩賞全集(4)大いなる幻影 華やかな死体 (講談社文庫)
 
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江戸川乱歩賞全集(4)大いなる幻影 華やかな死体 (講談社文庫) [文庫]

戸川 昌子 , 佐賀 潜 , 日本推理作家協会
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,250 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

●『大いなる幻影』
孤独な老嬢たちが住む女子アパート。突如始まったアパート移動工事と同時に奇怪な事件が続発。老嬢たちの過去も次第に暴かれていく。

●『華やかな死体』
大手食品会社社長の死体が発見され、元社長秘書の男が逮捕された。事件をめぐり少壮の検事と老獪な弁護士の熾烈な戦いが始まった。

内容(「BOOK」データベースより)

孤独な老嬢たちが住む女子アパート。突如始まったアパート移動工事と同時に奇怪な事件が続発。老嬢たちの過去も次第に暴かれていく。(『大いなる幻影』)。大手食品会社社長の死体が発見され、元社長秘書の男が逮捕された。事件をめぐり少壮の検事と老獪な弁護士の熾烈な戦いが始まった。(『華やかな死体』)。

登録情報

  • 文庫: 558ページ
  • 出版社: 講談社 (1998/9/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062638789
  • ISBN-13: 978-4062638784
  • 発売日: 1998/9/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 歴代の乱歩賞作の中でも特急のサスペンス。
 最後の最後での真相には愕然としました
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形式:文庫
第八回江戸川乱歩賞受賞作品(昭和37年)

戸川昌子『大いなる幻影』と佐賀潜『華やかな死体』は、乱歩賞同時受賞。塔晶夫(中井英夫)『虚無への供物』、天藤真『陽気な容疑者たち』が選外なので、激戦だったんだろう。

■大いなる幻影
夫の遺稿をひたすら清書しつづける老女、愛人のバイオリンの名器を盗んだ過去に苛まれる老女、ゴミに囲まれ拾ったさなかの骨を日々食す老女。 絶望のうちに妄執にとりつかれた人々の描き方がすばらしい。7年前に起こった誘拐事件の犯人探しが、このドロドロの人間関係の中でのストーリーの本筋かと思いきや、さにあらず。予見がズバスバあたる信仰宗教の教祖さまがあらわれたりして。これも謎のひとつ。

かなり強引というか、都合良すぎなところも感じてしまうけれど、どんでん返しは成功していると思う。登場人物と一緒に、読者も”大いなる幻影”に惑わされるというところか。

発表されてからほぼ半世紀。時制が前後したり、話の流れと一見無関係と思われる唐突な挿話があったりと、読みにくいところはあるんだが、それを差し引いても傑作と思う。

■華やかな死体
作者自身のキャリアを生かした法廷物で、さすがに臨場感がたっぷりだ。検事四年目の城戸と、法廷戦術にたけた山室弁護士の攻防戦がみもの。城戸のコンプレックスと野心が、公判をおうごとに一喜一憂する姿とかさなっていて面白い。すっかり感情移入してしまって、不利な状況にイライラさせられるほど。

登場人物それぞれの思惑が、思わぬ方向へ事件の結果をもっていくのだが、このあたりの展開の仕方が巧緻だと思う。ラストは少なからずストレスが溜まるんだけど。

派手さはないが、法廷劇が好きなかたにはおすすめできる。
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11 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
【大いなる幻影】

さすがに今となっては古い。文章も硬く読みにくい部分がある。

プロットは最後でどんでん返しがあるなど良く練られていると思うが、

いかんせん暗い。

物語の主人公たちが古びた女子アパートに住む老女ということもあるが、

「猫は知っていた/仁木悦子」のような明るさというか、爽やかさはない。

それがこの作品の持ち味なのかも知れないが。

【華やかな死体】

作者は元検事で現役の弁護士。

出世欲に取り付かれたような検事と老獪な弁護士が殺人事件を争う。

この検事さん、事件の参考人に嘘をついたり、露骨な誘導尋問を行ったりします。

今なら確実に問題になりそうな捜査です。昔はこんな捜査が許されたのでしょうか。

検事と警察、弁護士等の関わりは法曹関係者で無ければ書けないような内容ですが、

小説としては、今ひとつ盛り上がりに欠けるような気がしました。
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