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江戸の検屍官―北町同心謎解き控 (祥伝社文庫)
 
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江戸の検屍官―北町同心謎解き控 (祥伝社文庫) [文庫]

川田 弥一郎
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本所三笠町で若い女の死体が見つかった。死後硬直の解け具合から死後二、三日と判断された。疑わしいのは、三人。女を身請けした勘右衛門、情夫の千吉と役者の長次郎。鳩尾に殴打の痕が見つかり、その拳の大きさから千吉が下手人と疑われるが…。北町奉行定町廻り同心北沢彦太郎は医師玄海、絵師お月と共に、“死体が語る”謎を解く!時代医学推理の傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

川田 弥一郎
昭和23年三重県生まれ。平成4年、『白く長い廊下』で第三十八回江戸川乱歩賞を受賞。以後、医学推理の舞台を江戸、平安、中国宋代に広げる作風で、斯界の注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2001/12)
  • ISBN-10: 439633012X
  • ISBN-13: 978-4396330125
  • 発売日: 2001/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
江戸時代、解剖も出来ず、CSIなども当然いないあの頃、一体どうやって検死をしていたのか?
条件が厳しいなら厳しいなりに、出来る限りのことをやっていたのである。
そういう検死をテーマにした捕り物帳。
非常に面白いアイデアだが、致命的なのが、キャラがちっとも生かしきれていない点。短編なのに、読むのが段々、辛くなってくる。
ただまあ、勉強にはなるので、その点でオススメ。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
江戸時代、文政の世を舞台にした捕物帳。なのですが、他の捕物帳とは少し趣きが変わっています。と言うのも、書名にあるように主人公の同心・北沢彦太郎は、江戸でも一、二を争う検屍の腕前も持つという設定。死体が見つかる度に、友人でありライバルでもある医師の古谷玄海とともに出向いて、中国から伝わった検屍の手引書を元に死体を検分していくのですが、これがおもしろい。現代のような整った法医学など無く、何よりも死体を解剖することが禁じられていた時代に、これだけのことをしていたのかと驚かされ、聞きこみ情報などの状況証拠のみで犯人を捕らえてきて、後は拷問で口を割らせていた、と漠然と思っていた江戸時代の警察制度・司法制度について考えを改めさせられました(解説によると時代考証もシッカリしているとのことなので)。

短編6作が収録されていて、溺死、縊死、毒死、中には自殺に見せかけた死体など状態の異なった死体を、それぞれに合った方法で検分していくのでおもしろく読めます。が、死体というのがどれも若い女性ということもあってか、エログロまではいきませんが、2、3話読むと、ちょっともういいやって感じになってしまいます。殺しの動機がどれも似かよっているのも残念です。
設定などはおもしろく、ちょっと変わった捕物帳という点はかうのですが。

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