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江戸の坂 東京の坂 (ちくま学芸文庫)
 
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江戸の坂 東京の坂 (ちくま学芸文庫) [文庫]

横関 英一
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

東京は坂の街。「その名は江戸っ子気質そのままで、単純明快、即興的で要領よく、理屈がなくて、しかもしゃれっ気があふれている」。富士を眺められる坂は「富士見坂」、海を望む坂は「潮見坂」、墓地のそばの坂は「幽霊坂」、赤土の坂は「赤坂」、急な坂は「胸突坂」…。東京の坂道と、その名前を見つめると、江戸庶民の暮らしと心が浮かび上がる。東京中を隈なく歩き、古書や古地図を渉猟して、坂道に織り込まれた歴史を辿る。「坂道」研究というジャンルを確立し、いまなお坂道ファンのバイブルと親しまれる古典的名著。本書を片手に散歩すれば、いまも江戸を垣間見られる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

横関 英一
1900‐76年。1924年早稲田大学を卒業。真山青果の研究助手、都立高校の事務長などをつとめるかたわら、江戸研究、時代考証に打ちこむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 522ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2010/11/12)
  • ISBN-10: 4480093214
  • ISBN-13: 978-4480093219
  • 発売日: 2010/11/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 散々
NHKのブラタモリで坂道がよく紹介される、坂道に興味を持ち購入。

本書は、昭和44年発行の、江戸の坂・東京の坂と昭和50年発行の続江戸の坂・東京の坂の合本復刻版です。
書かれた動機は、当時、坂道研究40年(これだけでも驚き!)の著者が、新町名・新地番制度で、古くからの地名が消えてゆくのを惜しまれたようだ。

江戸は、隅田川と多摩川の間に無数の川があり、川に向かう道は下り坂、川から離れる道は登り坂で、丘陵地帯はすべて山と呼ばれた。

江戸時代、坂は唯一の市街地の目標であり、火事のさいは、何坂で出火し何坂に延焼中と、火の位置と方向を説明したとある。坂を登ると富士見坂、下ると潮見坂とか、坂が急で遅刻しそうなので遅刻坂とか、数多くの坂の説明が丁寧で少しユーモアを含んでいる解説が良い、江戸や古き東京の時代の空気や暮らし振りが、読み取れるようだ。

著者は、続江戸のーの発行の翌年亡くなられた、後書きに、古代からの地名が残る奈良と山形の地名を調査したいとある、その研究成果を読んでみたかった。
良書である。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By いと トップ1000レビュアー
東京の坂をたくさん紹介した好著で、
2冊の正続版を1冊にまとめたもののため、かなり厚い。
1981年と1982年とあるので、
それより後の研究は入っていない。
その時代の本であるが、坂がひととおり網羅されており、
たいへん勉強になる。

中に「昭和11年頃」という説明がついた写真の坂があるのだが、
まるで幕末か明治の写真のように見える。
写真は江戸時代なのか。
その頃の写真も多のようで、貴重である。
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