これほどまでに、女の気持ちをリアルに、率直に語った本と
出会ったのは初めてです。
あらすじだけ聞くと、過激な話のように思いますが、
若くなくなった女たち、夫から十分に女として愛されなくなった女たち
(この著者ほど極端なセックスレス夫婦でなくても、
妻をきちんと女扱いしてくれる夫は少ないのでは?)にとって、
とても身近で、共感させられる部分がたくさんあるでしょう。
性欲ではない。自分には女として価値があると思いたいから抱いてほしい。
母親として、妻として、いくら幸せでも、女としても愛されなければ満たされない。
このまま年を取り、女を終わってしまうのは耐えられない。
抑えた文章のひとつひとつに、痛切な叫びが込められていて、
せつなさに胸を揺さぶられます。
私も、いつまでも女として男から求められたい、愛されたいと、
あらためて思いました。