私もシングルマザーを経てイギリス人と結婚し、結婚前は数名の外国人男性と交際もしていました。
こういったレビューって批判的なことを書くのには抵抗がありますが、本の帯に「外国人男性と恋愛している女性を中心に共感の渦!」みたいなことが書いてあり、本書の中でも「外国人とつきあう女性が誰でも通る道」なんていって表参道で彼氏に英語でケンカふっかけたりしているので、勘違いしてほしくなかったので敢えてレビューします。
相手のことを終始「ドケチ」と表現していますが、私には主人公「ケイコ」のほうがよほどドケチに見えました。
「ドケチ」エピソードとして「おむつ代を割り勘にされた」というのがありますが、私がシングルマザーのとき、男性がおむつ代半分だしてくれたら多分嬉しくて号泣したと思いますねー。出してもらおうと思ったこともないし。
というか、こんなにも「結婚してー!わたしと子供を養ってー!!」っていう気持ちばかりの女性なんて、別に国籍問わずどんな男性でもドン引きするのでは?
さらには日本では彼のことを「ケチ」「不良外人」などと言っていたのに、チェルトナムの実家を見るや否やいきなり結婚モードに突入し、それを察した彼に別れを切り出され、「そのとき私は彼を愛していると気付いた」って、もう読み物として勘弁してくれって感じです。
イギリス人の夫や友人に感じる国民性ギャップより、この著者の言っていること対する違和感のほうがよほどあります。
今も、ロンドンに居たときも、まわりの日本人はもっと「普通に」国際恋愛、国際結婚をしている人ばかりでしたよ。人気作家さんのようですから、あまり誤解を植え付けないように願いたいものです。