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国というものに頼る必要はないのではないか、というのがこの本に(もしくは著者に)一貫して流れているテーマです。国からの独立を勝ち取るためには、個人能力の高さと資産を多く持っていることが必要なわけですけれど。
国というのは国民を守るために本来存在していると思うのですが、国民からいかに絞り上げるかばかり考えています。もっとも歴史って権力者と税制度の移り変わりを学ぶわけですから当然か。
最近の改憲論議で国民を徴兵して戦地へ行かせたいのだろうか、と思わずにはいられない私にとっては、国に頼ることはない選択肢をフィクションとしながらも提示してくれた本書は痛快でした。
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