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内容紹介
第一巻「夜」の闇をくぐり抜けて第二巻となる本書は「薄明」に至る。いまだ新発見が鮮烈に顔を出し、過去と現在とやがて訪れる死が語られる。「記憶、感覚、文体のすべてが驚くほど瑞々しい。詩と音楽が織りなす歌曲という構築物の論理を緻密にたどる知性のしなやかな運動が、芸術の美に震える感性の官能的なまでの煌きを伴っている。・・・死とはひとつの帰郷であろう。この書物もまた、そんな『故郷』へと向けられた永遠の郷愁であるように思われる」(田中純)。「まるで魔法だ。しかも、その魔法は、長い人生と豊富な教養を総合して、初めて使える性質のものだ」(片山杜秀)との前作への書評の言葉が本書をそのまま物語る。 続きを読む |
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