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永遠の子ども
 
 

永遠の子ども [単行本]

フィリップ・フォレスト , 堀内 ゆかり
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

幼いわが子が、ガンを宣告されたら? そしてあらゆる手を尽くしても死なねばならなかったとしたら! 作家自らの真実の体験を書き、娘を「永遠の子ども」ならしめた感動の闘病記。フェミナ処女作賞。

内容(「BOOK」データベースより)

幼いわが子がガンを宣告されたら?そしてあらゆる手を尽くしても死なねばならなかったとしたら?新進気鋭の文芸評論家フォレストにこのうえない悲しみが降りかかった。最愛の娘ポーリーヌが小児ガンで亡くなったのだ。まだ4歳だというのに…。本書は娘の発病から死に至るまでを綴った父親の闘病の記録である。フェミナ処女作賞受賞。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/2/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087734277
  • ISBN-13: 978-4087734270
  • 発売日: 2005/2/4
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 808,997位 (本のベストセラーを見る)
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By Lucca9
形式:単行本
翻訳の上手下手は私には分からないのですが、ところどころわざと(かどうかわわかりませんが)、
文章を区切ることなしに書いている一文があり、読みにくいところもありました。
内容も、あらかじめ表題で予告されているように、子供を失う親の、喪失の過程を描いています。
主人公の娘―ポーリーヌが、病に冒され、そこから延々と続く治療の描写、間に挟まれる文学の話
は取り止めがないように思えてこれもやはり読みにくさを助長しています。
しかし、治療の描写が続いた後、ぱっとそういった世俗の物事から切り離されたように展開される
文学論、そしてその帰結はやはりポーリーヌの病に結びつくと云った手法は、子供の病気、それも
死を約束されたものは、いかに親にとって辛いものかがよくわかる優れた描写ではないかと思いま
した。
くどいと感じる面もありますが、一方これだけの厚さの本で語られていることは唯一つ、娘の死で
あるのかと思うと、その一つの出来事がいかに重大な出来事かがわかります。

起承転結があるようでないような物語ですが、時にはこんなお話を読むのもいいかなと思います。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
良くも悪くもフランス的なのだと思います。
詩的であり、かつ私的です。物語であるのだけれども、あくまでもモノローグとして捉える必要があります。つまり、伏線があってどきどきわくわくするようなものではないのです。ただ、ひたすらに不安や悲しみを堪えながら事実を書いていきます。しかし、事実はあまりにも終末的な故に、どこかで寄り道を必要とし、できるだけ最終到達点には行きたくないという気持ちがありありとわかってしまいます。私自身が同年代の娘を持つ親として読んでしまったが故にそうなのかもしれませんが、ひどくつらく、心の底から祈りを捧げたくなる、そんな気持ちになります。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
大江健三郎に影響をうけ書かれたということもあり日本では注目の高かった作品でしたが、自分はあまり評価できませんでした。言葉の選択はうまく、文章も流れるようで美しいのですが、これを小説として評価することはできません。話にほとんど起伏がなく、ただ繰り返される子どもを失う親の悲しみの深さと大きさ…それはたしかに耐え難いものなのではあるかもしれませんが、そこからの再生の過程として小説を書くなら、自分のその悲しみをもっと加工しなければならないと思います。ただただ自分の悲しみをぶつけて書かれるこの小説からは、行間から浮かび上がってくるなにかが全く感じられません。大江の小説に対して’無益なエンチメンタリティー’がないと評価を与える割にはこの小説にはその無益なセンチメンタリティーが溢れているように感じられてなりません。
実際、お子様を失われた方ならもっと共感して読めるものかもしれませんが、現在の僕にはこういう評価しか与えられませんでした。
ただ、この作品により救われる方もきっとおられるのではないか、とも感じます。
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