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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
上手い,
By するめいか (さいたま) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 永遠の出口 (単行本)
あまりの上手さにびっくりした。小学生から高校生までの心理、クラスでの様子、胸がしめつけられる一瞬の切なさ。そして、リアル。特に一番最初の物語、あるいは、家族旅行の話は秀逸。子供の頃の友達をいつまでも使いまわさないで、すんなり消していることにそこはかとなくリアリティ。物語の示し方も上手い。 大森望に、何でこれが直木賞取らないか不思議、とまで言わしめて作品。お勧め。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでるうちに、自分のインナーチャイルドと対面してしまう本,
By かおり&やすらぎ (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 永遠の出口 (集英社文庫(日本)) (文庫)
世間知らずの学生時代。まだ自分の意思すらはっきりとしなかったあの頃は、ことあるごとに、 おマセな友達や物知り顔の先輩に、あることないこと吹き込まれ、 心がグラグラ揺れたっけ。 子供だけの世界・・・学校。 わからないことだらけの大人への道。 初めての悩み、将来への不安は、ひとりで抱えるには心細くて、 友達と呼べる誰かと寄り添わずにはいられなかった。 特別なこだわりも才能もなく、これといってやりたいことも見つからず、 どうしたらいいのか、自分をもてあましていた中途半端な青春時代。 語るほどの武勇伝もなく、ほどほどに真面目でほどほどに不良。 かっこ悪くて人には話せない時代だと過去に封印して・・・数十年。 実はこれが、 全国共通の“思春期の傷(トラウマ)”だったと、この本は気付かせてくれる。 あくまでも過去を振り返る口調で書かれているので、大人の思考回路のまま 子供の頃の自分に会いに行くことができる、退行催眠療法的な作品。 不細工でカッコ悪い あの頃の自分を許せる・・・。 初めてなのに、よくわからなかったのに、良くやった。と言ってあげたい。 そんな気分にさせてくれる一冊です。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
確かにあった物語,
By 伊吹 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 永遠の出口 (単行本)
読んで一番に思うこと。それは「私も同じような経験をした」ということ。 少なからず、主人公と同じような経験をしているはずだと私は思った。 もちろん私も同じで、懐かしいそれらの出来事に胸が締め付けられた。 人生を歩いていく中で、関わってくる人なんて無数にいて、その人たちといつまでも関わっていくなんて本当はそんなにあることじゃない。 小学校の友達、中学校の仲間、高校のクラスメイト、バイト先の先輩。 散々、色々な人が出てきてたけれど、それらのほとんどがその場限りで消えてゆく。 得てして、妙。そこがリアル。 そして改めて、こうやって大人になっていくものなんだと思えた。 私は最終章で涙が止まりませんでした。
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