20年以上前に緑健農法を知って以来、永田さんの本は注意していました。一般家庭にとって、本来?の永田農法(緑健農法)は難しく、数々の本を買って試してみたものの、失敗に終わった例が多かったように聞いています。この本を読んでみて、これなら誰でも失敗せずに栽培できるだろうなと思いました。しかし一方で、永田さんが試行錯誤の結果、かつての農法からいまのようになったのか、それともプロとアマ(素人)に差をつけて、あえてこのような一般書が出版されているのか知りたいと思います。普通の「HOW TO」物としては高く評価したいと思いますが、失礼ながら何となく『永田農法』のイメージが壊れていくような内容ではあります。むしろ小学館の「BE-PAL]で2008年末から連載されている記事《自分でつくった安全野菜を食べよう》のほうが「原則肥料は使わない」など、緑健農法を更に過激にした内容で、刺激的です。