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著者が実際に見たり、聞いたり、体験したりしたことを読者に伝える
ということが主目的で、その出来事に対する深い分析がされているわけではない。
ただ、著者の体験談それ自体が興味深いものであり、充分におもしろい。
この本を読んだあとには、確実に、政治家を身近な存在として感じられるようになる。
私が特におもしろいと思った章は
第五章「記者たちの永田町」
政治家と長いあいだ関係を持ち続けることによって、
記者が自分自身を「政治家」であると錯覚してしまうことの怖さを知った。
もう一つは
終章「政治と人事」
人事権というのが、どれほど強力な権力であるかということを再認識した。
また、政治家が昇進する(大臣になる)ために奔走する様子が、不謹慎な言い方だけど、かわいらしいと思った。
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