言葉の実弾が飛び交う政治の世界で生き抜いた政治家達が紡ぎだした
名・迷文句集。念と嫉妬が渦巻く政治の世界における、高度な人間観察
力、熾烈な出世競争を勝ち抜くための強かな戦略、人間関係をコントロー
ルするためのノウハウ・人身掌握のテクニックが吐露されます。
小泉首相の「殺されてもいい」「YKKは友情と打算の二重構造」「こんな
改革なんて夢精卵みんたいなもんだ」が掲載されています。
中でも面白いのは、本書のタイトルにも引用されている、誰の発言かは
確認されていないが、言い伝えられている「詠み人知らず」の言葉です。
「受けた恩は仇で返せ。かけた恩は一生忘れるな」「永田町の回転ずし
は、一度取りそこなったら二度と回ってこない」「政治は夜つくられる」
「酔っ払いのホラ話と解散風は一度吹き出したら止まらない」「政治家は
次の時代を考え、政治屋は次の選挙を考える」
政治家の関心事は、一に選挙、二に出世のようです。これを生き抜いた
数少ない人のみが、漸く政治の力を発揮できるようです。