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氷点 (下) (角川文庫)
 
 

氷点 (下) (角川文庫) [文庫]

三浦 綾子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 368ページ
  • 出版社: 角川書店 (1982/01)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4041437040
  • ISBN-13: 978-4041437049
  • 発売日: 1982/01
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 122,648位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kusyana
この小説のテーマは、「原罪」です。
原罪とは、創造主である「神」に背を向けて、自己中心的な行動を
する事を言います。

「神」中心に生きていたアダムとイブが、「この園の中心にある木の実は
食べてはならない」という神の命令にそむき、サタンの化身である蛇に
だまされて、「知恵の実」を食べます。

食べた時から,人間は是非弁別の能力がつきました。
それと同時に、嫉妬、ねたみ、うらみ、怒り、おごり,うそ、悪心など
エデンの園ではみられなかった「感情」をもつようになりました。

これらの感情にとらわれ、自分だけ良ければいい、という生活を繰り返す。
これが人間の原罪です。

原罪はすべての人にあり、取り去る事はできません。

なぜなら、原罪は人間の外から来るものではなく、内側から来るものだからです。

「氷点」はそれぞれ自分の原罪をさらけだして生きている人がビビッドに
描かれています。

最も清純な主人公辻口陽子にも、これ以上耐えられない「氷点」がありました。

人間が生来持っている悪い心「原罪」を深く考えさせてくれる本です。

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jam4
作者は原罪の概念を具現化するために、啓造、夏枝、陽子、の三人を造詣しました。物語の悲劇は、不貞を疑わせる行動をとってしまった妻の夏枝の弱さと、その妻を正面切って問い詰めることが出来なかった夫の啓造の弱さにあります。それら弱さを、各キャラクターの内面を伴ったエピソードを通じて的確に描いています。見事なキャラクター造詣です。一方陽子はやや超人的で、明るく前向き潔癖に生きようとすることから、前出の二人よりもより根本的な深い人間の罪に気付かされてしまいます。でも、キリスト教徒でない私には、陽子が潔癖さゆえに原罪をあまりに重く捉えてしまっていることには、やや賛同できませんでした。しかしながら、人間の内面の弱さと脆さを描いた名作として、高く評価できます。読んでよかったと思いました。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本当のテーマ 2002/2/27
By めぐ
それは「原罪」である。
キリスト教を信仰していない我々には馴染みのない言葉だ。
私もこの本を読むまでは聞いたこともなかった。
この小説は単なる継子いじめの愛憎劇ではない。
生まれながらに罪を背負った人間たちの苦悩を描いた宗教的な大作である。
しかし、キリスト教についてあまり知らない者をも惹きつける魅力をもっている。

上巻、そして『続 氷点』の方も併せて読んで頂きたい。

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原罪
ヒロインの陽子は殺人者の娘であるという思い込みから、自分自身にその血が流れ罪で汚れているという解釈(旧約聖書においてアダムとイブが神の掟に背いた事から、その子孫で... 続きを読む
投稿日: 25日前 投稿者: ninnik amazon
怒りは罪の形。
今読むと、怒りが次の怒りを呼ぶ導火線のようにつながってゆく人間の果てることのない罪深き性質が強く感じ取れます。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 街道を行く
10年に1回は読み返したい名作。
... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: t-tatsumi
昼メロっぽいよね
なんか下巻に入ってからの昼メロ的ドラマ展開にウンザリしました
私がクリスチャンでないからなのか?ラストもいまいちよく理解できなかったです
投稿日: 11か月前 投稿者: hk
名作!!
陽子のただひたすら前向きな姿が心を締め付けます。

人の持つ原罪を、性悪説を初めて真剣に考えるきっかけとなった作品で... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: アマゾ〜
心理描写がすごい!
登場人物それぞれの心理描写が適切かつ巧みであり、それぞれのシーンで共感しながら読むことができた。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: hirokawa
名作だと思います。
昭和39〜40年に新聞連載された小説で、「人間の原罪」をテーマとした作品です。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: RB
陽子の健気な生き様に目が離せない
... 続きを読む
投稿日: 2009/6/8 投稿者: matsu14
続編が出るわけだ
あの終わり方では続編が出たのも納得できます。陽子は完璧に「被害者」の立場ですね。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/1 投稿者: black bird
面白い!
キリスト教的な考え方というのは実のところ理解できない部分も多いです。しかし、この本はそんなこと考えなくても知らなくても十分面白く読めます。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/12 投稿者: ポカラ
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