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氷の家 (創元推理文庫)
 
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氷の家 (創元推理文庫) [文庫]

ミネット ウォルターズ , Minette Walters , 成川 裕子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

邸の氷室は十八世紀に小丘を模して造られた。冷蔵庫の出現にともない保冷庫としての役目を終えていたそこで、不意に死骸が発見される。胴体は何ものかに食い荒らされた、無惨な死骸。はたしてこれは何者か?…ここにはすべてがある。悲嘆も歓喜も、幻滅も信義も。これはまさに人生そのもの、そしてミステリそのもの。ミステリ界に新女王の誕生を告げる、斬新なデビュー長編!CWA最優秀新人賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

十年前に当主が失踪したストリーチ邸で、正体不明の惨死体が発見される。はたして彼は誰なのか? そして、村人から"三人の魔女"と呼ばれる現在の当主たちとは…。氷室で発見された死体の正体を巡って展開する独創的な物語。* --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 464ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1999/05)
  • ISBN-10: 4488187013
  • ISBN-13: 978-4488187019
  • 発売日: 1999/05
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 70,256位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 すぐれたミステリーというのは、上手な手品と一緒で、見ているものの視点をとても上手く操る。思わせぶりな伏線をそっとおいて、読者の推理を別な方向に持っていって、そしてそれをひっくり返す。もちろん、ひっくり返すための伏線もきちんと置いておきながら。ウォルターズのすごいところは、読者の登場人物に対する視点・評価をも操り、読者の予断、評価を下す立ち位置までをも最終的に掘り崩そうとするところ。読み終わった後には、自分がいかに偏った視点で読んでいたかに気づかされてしまいます。

 カントリーハウスでの殺人事件という、英国ミステリの定石を踏まえながら、決してカントリーハウスに閉じこもらずに、外側のコミュニティの抱える問題、ひいてはイギリス社会全体の抱える問題ともつなげているのも見事。邦訳されている5冊の中で、結局一番面白いんじゃないかと思います。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 名作だと思います。なんともいえない雰囲気があります。
 印象的なオープニングや登場人物。それぞれの思いが凝縮されています。
 映像版も良くできていると思います。お勧めです。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ただ一つの謎 2004/11/5
形式:単行本
実に見事なミステリー。これがデビュー作だという。作者の力の入れ方が窺える内容だ。
設定はとてもクラシカル。描写はシンプルでさらりとしているようにみせて、その実、緻密に人物を浮き立たせる。どの人物も、実際の人間と同じように様々な面を持っていて、読んでいて面白い。

大小さまざまな謎が飛び交うが、最初から最後まで、一貫してただ一つの謎が読者を誘惑する。そのただ一つが、その他の謎に翻弄されて解けない。
誰が主役、と大きく分担される小説ではなく、その視点もまた面白い。清々しい筆致なので、途中グロテスクだが人に勧めたくなる小説。

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