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水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ)
 
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水魑の如き沈むもの (ミステリー・リーグ) [単行本]

三津田 信三
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

刀城言耶シリーズ書き下ろし長編!
近畿地方のとある農村。村の人々が畏怖し称えてきたのは、源泉である湖の神・水魑様だった。
刀城言耶は祖父江偲とともに水魑様の特殊な儀式を観に行ったのだが、その最中、事件は起こる。神男と呼ばれる儀式の主役が湖の船上で死体となって見つかったのだ。犯人は見つからない。衆人環視ともいえる湖上の船、不可解な状況での事件だった。
惨劇はそれだけにとどまらない。儀式を司る村の宮司たちが、次々に不可解な状況で殺されていく。
二転三転のすえに示された真犯人とは……。

内容(「BOOK」データベースより)

奈良の山中の村で、珍しい雨乞いの儀が行なわれるという、村に豊かな水をもたらす湖には水魑という神様がいるとも―。その儀式の最中、刀城言耶の眼前で事件は起こる。さらに儀式の関係者が次々に不可解な状況で殺されていく。二転三転のすえに示された真犯人とは…。刀城言耶シリーズ長編書き下ろし。

登録情報

  • 単行本: 576ページ
  • 出版社: 原書房 (2009/12/7)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4562045418
  • ISBN-13: 978-4562045419
  • 発売日: 2009/12/7
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 104,585位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
三津田氏の代表作ともいえる刀城言耶シリーズの新作ですが、本作も舞台設定や人物設定、歴史的考察などしっかり作り込まれおり
これまでのシリーズを読んできたファンを裏切る事はないと思います。終盤の伏線の回収や謎解きまで気になって読み続けしまいました。
しかし、このシリーズでいつも感じるように、筋は通っているものの強引さやご都合主義が否めないトリックが受け入れられない人には
駄作にもなり得ます。とにかく世界観は良いのでタイトルや表紙絵にピンときたら手に取る価値はあると思います。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トップ500レビュアー
形式:単行本
雨乞いの儀式の最中、衆人環視の密室状況の湖で、
儀式を執り行っていた〈神男〉が何者かに殺害される。

その後も、儀式を主宰する神社の宮司たちが次々と殺され……。

衆人環視の密室状況下での殺人という不可能犯罪の真相はシンプルかつ明快。なぜ、
わざわざ儀式の際に殺すのかという問いにも、必然性のある答えが用意されています。

また、事件後にある人物が思わず漏らした「まさか××まで、水魑様の生贄に……」
という台詞にトリプル・ミーニングを仕掛けることで、真相の伏線を張ると同時に、儀式
の異形性を浮き彫りにしているのも秀逸です。

言耶は、事件全体を推理する際、犯人の条件を七つ上げ、それをもとに消去法で犯人を
特定しようとしますが、後から事実誤認が判明したり、データの追加があったりするので、
いつも通り、事件の構図は二転三転とめまぐるしく変っていきます。

その上、編集者の祖父江偲が視点人物となった章で彼女が遭遇する怪異には、結末に
至っても合理的解決がなされず、謎が投げ出されたままの状態で物語の幕が閉じます。

本作の登場人物のなかには『厭魅の如き憑くもの』に登場した一族の血縁者と思しき人物
がいるので、もしかすると“神と神との相剋”というホラーの文脈で、本作のカタストロフィは
読み解けるのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
レビューではネタバレできないのが辛い所ですが、思ったことだけでも。

このシリーズの中で一貫して魅力となっているのは、怪異とミステリーの絶妙な融合だったはずです。それらは単体で見れば本作でも充分に発揮されています。天井裏からの予言、湖での殺人など…。
ただし今回はそれらが互いに乖離してしまってる印象をうけました。

ただじゃあ面白くないのかと言われればそんなことはなく、「厭魅」での衝撃的な結末、「凶鳥」での壮大な一発トリックを経て、「首無」で最高潮を迎え、その続編「山魔」でも強烈な幕引きで期待に応え、そして「水魑」でもそれら作品の愛読者を裏切らない出来映えとなっています。

ぜひとも、いままで読んできた方は手にとって見て下さい。
あと、〜け。という喋り方そんなに怖くないと思うんだけどなあ。
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