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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
まさに食料自給力アップに必読の名著です,
By 雑学家 (関西) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 水産の21世紀 ―海から拓く食料自給 (単行本)
日本は石油や鉱物資源などは少ないですが、海洋資源は世界一です。これを増産し世界中に輸出できれば、世界の食量問題と食料安全保障・若年の雇用問題が一挙に解決します。若い人の就職難もいきなり漁師になるのは難しいが海苔・牡蠣・ホタテなどの養殖や最近では山中でのヒラメ・ウナギなどの生産が可能になってきているのでそこでの就職の斡旋をもっと進めるべきではないかと読んで感じました。クロマグロやウナギの完全養殖などの技術は世界一です。これまでのような自動車や電気製品で外貨を稼ぐのは韓国・中国の追い上げで益々厳しいので今後の日本はこの地政学的に有利な水産分野を成長戦略とすべきだと思います。 また、地球の3分の一を占める鉄はほとんどすべての生物に不可欠な元素です。傷つけば真っ赤な血が出る魚や哺乳類、鳥類などはその重要性は良くわかります。鉄が地球深部で溶融し磁場をつくり出し、そのおかげで有害な宇宙線から生物が守られている。 鉄が地球の生命の誕生・発展を支えてきた「奇跡の元素」であることを解説しています。 最近CO2を沢山出す業種である室蘭製鉄所が「鉄スラグ」で海藻再生事業に取り組み始めたのは素晴らしい具体例だ。コンブ・ワカメなど海藻の成長に必要な鉄分を供給し、海藻が増え、魚類が増え食糧難が解決する、他方、海藻はCO2をも吸収するので温暖化対策にも効果が期待できる、まさに一石二鳥の名案である。試算では2500平方メートルで44トンのCO2削減の効果があるとのことです。しかもコストもあまりかからない副産物の「鉄スラグ」の有効活用です。 日本の未来を悲観論ばかりを言う評論家や政治家・財界人に一読してもらいたい本です。 blog.goo.ne.jp/mocha40/e/f90da962d54cbd080a52e509fa43fde6 石油増産や www.ysn21.jp/~suisan-h/moba/moba2008.pdfの鉄炭ダンゴの藻場再生も必見です。 関連本「鉄学 137億年の宇宙誌」宮本 英昭
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