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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これほどの長編小説をこんなダイジェストにまとめるなんて!!さすが横山光輝!!,
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レビュー対象商品: 水滸伝6巻セット 漫画文庫 (単行本)
水滸伝はいわずと知れた三国志と並ぶ中国の伝記物語ですが、長編で描いた三国志とは対照的に、横山光輝氏はこの膨大な作品を 非常にコンパクトに、かつ軽妙にまとめ上げています いわば大河小説を「ダイジェスト版」と言ってもいいくらいに、短くまとめているのですが それが逆に作品全体のテンポの良さとなり、非常に読みやすい構成となっています 物語は、蹴鞠(けまり)が得意というだけで、時の皇帝から気に入られたコウキュウ''''という男が 軍の最高責任者に着くというところから始まります しかし軍の武術師範・王進は、コウキュウ'が昔自分にケンカをふっかけてきた ゴロツキのヤクザだったことに気がつきます なぜ・・? なぜあんな男が軍の最高司令官に・・? 王進は政治の腐敗に愕然とし、コウキュウ'の過去を知っている自分は必ず殺される ということを覚り、逃亡を始めます・・・ 次のエピソードでは、林沖という棒術の名人が出てきます 林沖の奥さんは美しい女性で、コウキュウ''の弟から惚れられてしまいます 林沖の奥さんを手に入れようと、コウキュウ''は林沖に無実の罪をかけ、流罪にし 更に命を狙います また次のエピソードでは、晁蓋(ちょうがい)という大地主が活躍します 晁蓋は、民を苦しめ税金を搾り取る役人に憤慨し、その財を強奪しようと企てます そのことが役人にばれてしまい、窮地に陥りますが、宋江という義憤に厚い役人から助けられます しかし、その宋江も晁蓋を助けたことがばれて、流罪にされてしまいます この様に、義に厚く民に優しいために犯罪者になった者や、権力者によっていわれのない罪に おとされた者たちが、続々と梁山泊という砦に集まり、国の将来を憂い、民を救っていこうというお話です 物語はその後、梁山泊を倒して名を上げようという祝家荘なる強敵との戦い 高唐州の知事で妖術使い・高廉との戦い 軍神と恐れられた呼延灼将軍将軍との戦い 等々が、わくわくする展開で進んでいき、全く読み飽きることがありません とにかくストーリーの構成がテンポよく、それでいてひとつひとつの 短いエピソードの中に、登場人物一人一人の個性も非常に魅力的に描かれています (敵・味方共に魅力のあるキャラクター達で、戦う中で、梁山泊の理念に共鳴し仲間に 入る人物も多く出てきます) 横山氏は、忍者漫画でも多数のキャラクターを描いた作品がありますが、この水滸伝でも わずかなページ数の中で驚くほど多くのキャラを描いています その手腕は見事というほかありません 人情に厚くみなから慕われる 宋江 弓の名人 花栄 怪力で短期だが正義感の強い鉄牛に魯智深 棒術使いの名人 林沖 林沖と互角の勝負を演じた 青面獣楊志 女剣士 一丈青雇三娘 戦略の名人 呼延灼将軍 1日に8百里(300キロ)を走る「神行法」の持ち主 戴宗 潜水・水泳の達人 張順 虎狩りの名人 解珍・解宝兄弟 阮3兄弟 軍師 呉用 等々 数え上げればきりがない。 (原作では108人の英雄という設定ですが、この漫画では3分の2位しか描かれてません あくまでもダイジェスト版的に描いてますので その辺は原作を読んでる人には物足りないかもしれません 私は原作を知らずに読んだので、充分楽しめましたが) 最後は、この英雄達が、時の皇帝に認められて、国の為に戦うという大団円となっていて、 悲劇の三国志と違い、読んだ後も爽やかな気分になります (まあ、かなり悲惨な部分もありますが、横山氏は悲劇の部分は抑えて描いてます) 私は原作こそ中国の伝記になりますが、これだけテンポよく小気味良くまとまっている この水滸伝こそ、横山光輝氏の最高傑作ではないかと思うくらいです 読み始めたらおそらく全巻あっという間に読んでしまうと思います
34 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世界一おもしろい水滸伝(イッキ読み可),
By ゲッターピジョン (愛媛県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 水滸伝6巻セット 漫画文庫 (単行本)
水滸伝はスーパーロボット大戦と同じである。出自の事なる英雄・豪傑が、協力して敵と戦う。これは番長モノと同じ構造であり、聖闘士星矢やドラゴンボールも同じである。面白くないハズがない(アメコミのクロスオーバーも同じである)。水滸伝の場合、実在の人物をモデルにした者も少なくない。この辺のオリジンを探すのも、また楽し、である。 以上は、オリジナルの水滸伝と同じである。だが、横山版の方が魅力的なのは、理由がある。それは、残酷描写の削除だ。作品というものは、国民性や時代に適していなければ、受け入れられない。水滸伝は中世の中国で完成した為か、非常に残酷な箇所がある。それをそのまま少年少女に読ませる訳にはいかない。これを横山先生は削除した。先生の人柄がうかがえるところである。元々、水滸伝の世界観は陽性であり、この変更は本質をいささかも損なうものではない(水滸伝と三国志演義を手本にした八犬伝は、対照的に暗い)。 もうひとつ、横山版には特長がある。それは、メインストーリーを重視している事だ。「いいのか?」と思うほど、多くのエピソードが省略されており、その結果、108人のうち、かなりの人物が登場しない。だが、これも本書の長所である。ストーリーがスッキリしてくる為、完成度が高まっているのだ。 あと、ラストも省略している為、ハッピーエンドになっているのも、僕にはうれしいところである。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
水滸伝を知ったのがこの漫画でした。,
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レビュー対象商品: 水滸伝6巻セット 漫画文庫 (単行本)
私が水滸伝を知った原点の漫画です。水滸伝の本は色々読んできましたが、 一番読みやすく、好奇心を刺激されたのが この漫画でした。 漫画なので、大人でも子供でも読むことができます。 毎回読むたびに続きが気になります。 とても読みごたえがある漫画です。
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