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水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)
 
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水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫) [文庫]

北方 謙三
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

漢は無様な死に方をしてはならぬ!
宋軍の巨船水軍が梁山泊に迫るが、流花寨の死闘で辛くも防ぐ。一方、梁山泊本隊と童貫軍との緒戦は、呼延灼の策で梁山泊が勝利する。そんな中、楊志の遺児・楊令が入山。決戦は眼前に迫っていた。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

童貫軍の猛攻撃が始まった。呼延灼は秘策をもってそれを迎え撃つ。梁山湖では李俊ひきいる水軍が、巨大な海鰍船と対峙していた。梁山泊に上陸される危険を背負いながら、幾百の船群に挑む。一方、二竜山も陥落の危機を迎えていた。趙安の進攻を一年以上耐え抜いた秦明は、総攻撃を決意する。楊春、解宝が出撃、そして、青面獣の名を継ぐ楊令が初めて騎馬隊の指揮を取る。北方水滸、死戦の十八巻。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 集英社 (2008/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087462722
  • ISBN-13: 978-4087462722
  • 発売日: 2008/3/19
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dogisgod VINE™ メンバー
形式:文庫
文庫版も遂に18巻にも達したが、このあたりのレビューを参考に新たに『水滸伝』を読み始めるという方はたぶんいないだろう。ましてや、17巻まで読んで来たが18巻を読むかどうかはレビューを読んでから考える、などという方はおられる訳がない。ということで、いたって気楽に書き進めることとする。それに、最終巻となる次号は、レビューを書く方も多いだろうし・・・。

このシリーズのレビューは3度目となり、何れも私なりに大きく気持ちの揺れ動いたときに書き込んできた。それは『巨星墜つ!』である。登場人物に入れ込む余りに逝かれた際の落ち込みも大きいが、今までは「楊志」と「晁蓋」がそれであった。今回が「誰?」なのか書くつもりはないが、たぶん皆さんも納得する人物であろうと確信している。今回は予感めいたものがあったが(残りも少ないし)、特に「晁蓋」の場合はまだ物語の半ばでもあり、『まさか彼が!』というショックが大きかったように記憶する。

実は、「後水滸伝」とも呼ばれる『楊令伝』のハードカバー4冊を既にオークションで手に入れている。このシリーズが終わり次第突入するつもりだったが、ある時(酔っ払って!)堪らずに読み始めてしまった。暫くして考えたのだが、登場人物リストに名前が出てこないのは亡くなったからではないのか?それに気付いて直ぐに本を閉じてしまったが、何か私自身の手で「名札」を裏返しにしてしまったような気がして心苦しかった。『水滸伝』の残り冊数が少なくなって寂しく感じる方も多いと思われるが、後には『楊令伝』が控えている。そのことを思うと、次号はまさしく「終わりの始まり」でもあり、最後までしっかり楽しんで読もうという気分になる。

多巻もののレビューはオフ会の掲示板の感があり釈迦に説法かもしれぬが、次号まで手持ち無沙汰の方には、是非とも『楊家将』シリーズ(『血涙』を含む)をお薦めしたい。楊志から楊令に伝わった「吹毛剣」の由来を辿れるとともに、「楊家」一族を理解しておくことは、『楊令伝』の面白さを更に深めてくれるに違いない。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
泣かずには読めません。
「ああ、もうこれ以上泣かせるようなことせんといてほしいわぁ。」(by 京極さん)

童貫率いる禁軍の再度の出動。
呼応するかのような宋水軍の出動。
望むと望まざるとに関わらず、総力を挙げての決戦になってしまいます。
もちろん激しい戦いの中で、主要人物が次々と命を落としていきます。
「あの男」は死なないと勝手に思っていましたが、まさかこの巻で。
北方先生、やっぱりそれは反則です。

子午山を降り梁山泊軍に合流する楊令と林冲の再会、お互いの得物を手に対峙する再会のあり方。
「女の命も救えない男に俺をしないでくれ」命を賭して敵中に飛び込む林冲。
隊旗は常に隊長とあるものと行動を共にする郁保四。
「あの」公孫勝の頬を伝う一筋の涙。
泣き所・泣かせ所という点で本巻はまさにクライマックスかもしれません。

現代のゆるい人間関係では、分かり合えることはないであろう部分で通じる、「友」「仲間」がいることはある意味うらやましいと思えます。
もちろん、いつ自分の首が斬り飛ばされるか、馬に四肢を引き裂かれるかの心配と背中合わせの生活をしたいとは思いませんが。

軍の組織や経済的基盤、情報通信網、そして従来あまり触れられなかったであろう「敵方」の組織や心理状況の精緻な描写。
背景となる情報をきっちり書き込んでいるからこそ、この緊迫感や臨場感が味わえるのですね。
しかも冗長さは微塵も無し。
まさにストーリーテリングの「匠」の技です。

いよいよこの巻を読み終えたら残すはあと1巻になってしまいました。
全19巻の作品でありながら、いつまでも読み続けていたいと思える作品に出会えたことは幸運としかいいようがありません。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
めっちゃ男前や~
やっと出番が来ました。若者の時代!
子午山にこもって力を蓄えていたものを全て出す。
さすが楊志の息子。
呉用殿はなかなか人格者、宋江殿は絶対に嫌われてはならぬ
と相変わらず、きらわれ役を引き受けている。
漢(おとこ)はかっこいい死に様を求める。
有終の美を飾る。
ついに私の大好きなあの方も逝ってしまった。
その時同志(ライバル)がまた彼(友)らしいおくり方をする。
あ~またまた、泣けてくる。
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