この本は、『新編・ゲゲゲの鬼太郎』の「妖怪ラーメン」と「妖怪大百足」を子ども向け
に書き直した絵本です。
「妖怪ラーメン」は、ゲゲゲ印のカップラーメンを食べた子どもたちが、巨大なカップ
ラーメンに変身してしまうという話です。この作品の特色はズバ抜けた発想もさることな
がら、ミステリーとしても楽しめることです。そのように表現したいくらい、この作品に
は「だれが」「なぜ」「どうやって」というミステリーの三要素がうまく詰め込んであり
ます。
「妖怪ハイキング」は、ハイキングに出かけた鬼太郎一行が巨大ムカデと出会う話です。
ヘビのお化けが悪さするので退治してください。このようにムカデは鬼太郎たちに訴える
のですが・・・。この作品を読んで驚いたのは、大ムカデが原作よりも怖いことです。もの
すごい迫力でせまってきます。また沖縄からの留学生、初登場のシーサーが活躍していま
す。
なお、両作品とも原作と絵のタッチが微妙にちがいます。くらべてみると面白いのではな
いでしょうか。
【もくじ】
「妖怪ラーメン」
「妖怪ハイキング」
「ゲゲゲの鬼太郎は、こんな男の子だ!」
「おぼえておこう! 鬼太郎の5つの武器」
【参考図書】
『ゲゲゲの森の鬼太郎ー水木しげるコレクション(4)』角川文庫(「妖怪ラーメン」を収録)
『鬼太郎の地獄めぐりー水木しげるコレクション(1)』角川文庫(「妖怪大百足」を収録)