大澤さん「SEASON'S GREETINGS」シリーズから3年ぶりとなるニューアルバム。
新曲をもっと聴きたかったので、あえて星4つ。
では、それぞれの楽曲を私なりに解説してみたいと思います。
1. 虹が架かる前の空を見てる〜Another day in my life〜
オープニングを飾るのは大澤さんお得意のポップでキャッチーなナンバー。
ビート感に「Lovejenic」っぽさが感じられ、メロディーもグッド!
2. Nobody knows
4ビートのスウィング感がゴージャスで気持ちの良い、ジャジーでごきげんな曲。
中盤の大澤さんのスキャットもバッチリ決まって、胸がすく。
3. 白昼夢
現在の大澤ワールドにはかかせないボッサ/ブラジリアンな曲。
タイプ的には「Nova-Bossa nova」の頃のポップ感があり、夏にヘビーローテの予感!
4. そして僕は途方に暮れる
25th ver.よりも原曲に近いアレンジで、歌も淡々とオリジナルっぽく歌われています。
もともとの完成度がすこぶる高い楽曲だけに、今回のバージョンの方が安心して聴けるのは
私だけでしょうか?
5. 永遠の1/2
石川せりさん1985年のアルバム「楽園」に提供した楽曲をセルフカバー。
こちらもオリジナルを極端に壊すことなく、レゲエビートが心地よい。
大澤さんは声が高く、女性キーはお手の物なので、はまってます!
ちなみに同アルバムにはもう一曲、大澤さん提供の「水無のカルメン」という曲があります。
6. クロール
当時、45回転のシングル盤をすり切れるまで聴いた大好きな名曲!
これまた原曲に近いアレンジで、“良いものは何年経っても良い”という大澤さんの心意気が伝わってくる。
しかし、ここ最近はビックリするアレンジで過去の楽曲をセルフカバーしている大澤さんだけに、
今「クロール」をやるとこうなったか! 的なバージョンも聴いてみたかった気も…。
7. 晴れのちBLUE BOY
ご存知、ジュリーへ楽曲提供したの名曲中の名曲。「Collage」でのセルフカバーバージョンも
ファンキーでやられたのですが、今回もやばいです! URUさんが仕上げるとこうなります!
「SEASON'S GREETINGS」シリーズでURUさんのハイクオリティーなアレンジセンスに驚いた方も
多い(私もその1人)と思いますが、今回も必聴です! 左でずっと鳴り続けるワウギターのカッティングや
ビートの裏に効果的にからむオルガンなど、最高にファンキー&ゴージャス!
8. GIFT
名曲「初恋」を思わせる、ゆったりとしたレゲエビートがまったり気持ちよいナンバー。
終盤、のどかに中国っぽいメロディー進行の中、女性コーラスがインプロっぽく入る感じが、
80年代後半にバックバンドをしていた「PINK」のボーカリスト、福岡ユタカさんの「Yen Calling」っぽい。
9. それからの君は
銀色夏生さんとの名コンビ復活! 「途方〜」の続編となる曲で、
強がっていた男が大人になり、当時、見慣れない服を着て出て行った彼女を
今でもあたたかく、やさしく想っている。せつな良い曲。
10. ゴーゴーヘブン
オリジナルはエルタバスコスとのバンドサウンドを全面に出したゴキゲンな楽曲でしたが、
今回も生っぽさと勢いを踏襲した仕上がりに。
当時日本でも流行っていたワシントンD.C.の黒人音楽「GO GO」を取り入れた「トラブルヘブン」の
今回バージョンも聴いてみたかった。
11. 白昼夢(REMIX)
ボーナストラック的な3曲目のリミックスナンバー。
ビートがシンプルになった事で、ブラジリアンハウス的なクラブサウンドっぽい要素が生まれ、
DJフレンドリーな仕上がりに。
ちなみに「Summer Breeze」のep版に「Omni-vovous」というインスト曲が収録されていましたが、
こちらは完全にDubミックスのクラブサウンド仕上げで、大澤さんの新境地っぽい感触に驚いたものでした。
以上、自分なりに感じた事を綴ってみました。
参考になれば幸いです。