主に旅にまつわるエッセイを集めた作品集です。
角田さんはたくさんの旅をされていて、今までに行った国の数は33カ国ほど。
ほとんどがリュックサックを背負って、安宿を泊まり歩くような旅らしい。
見た目はそんなにアクティブな人には見えないのになぁ。意外です(^_^)
角田さんのエネルギーの源がわかったような気がしました。
自分の常識や価値観にはあてはまらない世界を見ることは小説家にとってとても大切なこと。
でももちろん、それは私たち一般人にとっても同じ。
自分の枠に当てはまらないものを見ることによって、見えてくるものもある。
なかでも「オリエント急行に乗る」の章に感銘を受けました。
贅沢はただ漫然と感受するものではなく、自らが作り出すもの・・・・・。
日本人にはない発想であり、国民性の違いというか真の意味での心の豊かさを見せられた気がします。