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水曜の朝、午前三時 (新潮文庫)
 
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水曜の朝、午前三時 (新潮文庫) [文庫]

蓮見 圭一
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (55件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官として将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら…」。失われたものはあまりにも大きい。愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

蓮見 圭一
1959(昭和34)年、秋田市生れ。立教大学卒業後、新聞社、出版社を経て作家に。2001(平成13)年のデビュー作『水曜の朝、午前三時』がベストセラーとなり話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 313ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 410125141X
  • ISBN-13: 978-4101251417
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (55件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rient
形式:文庫
 私はあまり小説は読まない。しかし、週刊新潮に本書の広告があり、

読書家の俳優児玉清氏が、たしか「こんな大人の小説に出会いたかた、、

一筋の泪が流れた」こんな感じのコピーが目にとまった。

 普段児玉氏の感性に共感するところ多とする私でしたので、また、

S&Gの佳曲と同名のタイトルにも惹かれさっそく購入し読みました。

 児玉氏のコピー通り、読み進むうちに、幾たびが泪が頬を伝いました。

40代以降の方でしたら、自分の人生と照らして、ハッとする場面

多いと思います。安っぽいオセンチ泪でもなく、お涙頂戴ものでもあり

ません。しっとりとした心を潤す泪です。(私は40代半ば)

 無限の可能性が開けているような独りの人間の人生、、しかし、

実人生は、空間的にも時間的にも制約され限界付けられたものです。

 そんな独り独りの限界付けられた人生にも、かけがえのない登場人

物、かけがいえのない時代背景が交錯し、振り返ればささやかな世界で

たったひとつのドラマが展開されてきたわけです。

 本書では、時代背景として1970大阪万博であり、登場人物としては、

当時の恋人の朝鮮人の兄と、妹、、現在の夫と娘夫婦、、両親。

 本書は、あなた自身のかけがえのないささやかな人生ドラマと

シンクロしながら読み進むことになると思います。

 また本書の文体は、私の中にヴィヴィッドな映像を写し続けてくれました。

 京都の雨の音もその冷たさと共に聞こえたし、

万博のフィナーレ後の太陽の塔の廻りの熱気も体感できました。

また懐かしくて切なすぎるほど当時流行ったポップスの歌声も心に流れました。

 あなたの、わたしのささやかな人生が、そして、今の時代が、廻りの

人々が、あなたの大切な人が愛おしくなる小説です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ZARA
形式:文庫
いい本です。
ジャンルとしては恋愛小説に入るのでしょう。
けれど恋愛感情を思い出せない現在の私(育児中なので。笑)でも、この本はそれ以上のことを語っていると思いました。
共感できる経験がなくても人として共感できる、というのでしょうか。
読み終えて何かひとつでも心に残り、考えさせるものがあればそれは良い本だと思います。
こうしてレビューを書きたい!と思わせてくれた本は久しぶりです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
没落した旧家の出身、戦犯の祖父をもつ四条直美という翻訳家、詩人が主人公です。
彼女は、築地の国立がんセンターに脳腫瘍で入院し、45歳の若さで亡くなりました。
危篤に陥る2週間前、ニューヨークに住む娘のもとに、彼女から4巻のテープが届きます。この小説はそのテープに録音された、娘のためににつづった彼女の半生の記録です。時は1970年、万博の年です。親が決めた許嫁を東京に残し、万博の仕事に応募して大阪で初めての一人暮らし。そこで知り合った青年、臼井・・・ここまでは、ありきたりの恋愛小説ふうです。明るいです。夏のある日、2人で須磨に海水浴に・・『人生で何日もあるわけでない特別な一日』・・・このフレーズ、小説のこの部分で出てきます。しかし、万博も終わりに近づいた頃、臼井に想いを寄せていた同僚、鳴海から臼井が鉄のカーテンの向こうの共和国のスパイであることを知らされます。物語は、大阪、神戸、そして京都、舞鶴へと場所を移して展開して行きます。臼井の失踪、そして京都での再会・・・
日本に希望に満ちあふれていた高度経済成長の時代を、自分の気持ちに素直に生きた女性の半生・・重い内容にも関わらず、読み終えた後はすがすがしい気持ちになりました。

・・・ この人生に私が何を求めていたのか・・ここまで根気よくつきあってくれたなら、もう分かったでしょう。私は時間をかけてどこかにあるはずの宝物を探し回っていたのです。ただ漫然と生きていては何も見つけることはできない。でも、耳を澄まし、目を見開いて注意深く進めば、きっと何かが見えてくるはずです。・・・・なににもまして重要なのは内心の訴えなのです。あなたは何をしたいのか。何になりたいのか。どういう人間として、どんな人生を送りたいのか。それは一時的な気の迷いなのか。それともやむにやなれね本能の訴えなのか。耳を澄ませてじっと自分の声を聞くことです。歩き出すのはそれからでも遅くないのだから・・

2001年に出版されたときに買ったのですが、読まずにそのままにしていました。
去年、東京の書店で文庫本になって平積みされていたのを見て、自分の本棚に置いていたのを思い出しました。
出張の時に飛行機の中で、機内食も忘れて一気に読みました。
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最近のカスタマーレビュー
タイトルは「サイモント・ガーファンクル」の同名の曲から
脳腫瘍を患って余命いくばくもない翻訳家で詩人の四条直美(45歳で逝く)が病床から娘・葉子(ニューヨークに留学中)あてに吹き込んだテープの録音を起こすということをし... 続きを読む
投稿日: 27日前 投稿者: 読書散歩
読み終えたあと、悲しいような爽やかなような
お互いに愛し愛され信頼し合ってた二人なのに、どうしようもない理由で、別れを選ばなければならなかった。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: レモン
もてはやされた理由はわかりませんが…。
なぜかアタック25の児玉清さんが帯で絶賛しているベストセラー恋愛小説。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ひこくろ
大人の恋愛小説
ストーリーの流れは、特に劇的でもなければ、アップダウンが激しい訳でもない。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: Tak
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心の深みを描ききれなかったのは惜しい
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本屋で見掛けて、“児玉清さんが絶賛”の帯に釣られて購入した口です。自身の恋愛経験が少ないのを補う潜在意識も手伝ってか、恋愛小説や恋愛映画と言われるものが大好物の自... 続きを読む
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ある女性が死を前にして娘に話したかったものは、
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投稿日: 2010/2/21 投稿者: shigekey
名作と信じる
名作である。思わず引き込まれてしまった。45歳で急逝した才女が愛娘に残したテープ。そこに残されていたのは大阪万博のホステスとして働いた時に巡り会った一夏の激しい恋... 続きを読む
投稿日: 2009/10/24 投稿者: yasukosa
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