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水族館狂時代 〈おとなを夢中にさせる水の小宇宙〉 (講談社現代新書)
 
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水族館狂時代 〈おとなを夢中にさせる水の小宇宙〉 (講談社現代新書) [新書]

奥村 禎秀
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

水に棲む魚たちは、老若男女すべての人びとを誰彼なく平等に慰め励まし、やさしく心を癒してくれる。
こんなにありがたい施設は他にない。
さあ、この本を読んで水族館にレッツ・ゴー!
○目次:
第一章 水族館の誕生
第二章 ニッポンの水族館
第三章 水槽のなかのスターたち
第四章 水族館狂の系譜
第五章 水族館のできるまで
第六章 アメリカ水族館紀行

内容(「BOOK」データベースより)

刺激と快感と癒しの空間、生命あるものの棲み家。それが水族館だ。

登録情報

  • 新書: 228ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/10/21)
  • ISBN-10: 4061498649
  • ISBN-13: 978-4061498648
  • 発売日: 2006/10/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 728,372位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
相変わらず水族館は人気がある。

日本中の公共施設やら集客施設やらが軒並み苦戦しているなかで、水族館を訪れるひとの数は増えている。

この本によると日本には約100館の水族館があり、アメリカも100館だそうだから、日本は世界一の水族館王国、世界一の水族(魚や水の生き物たち)好きなのかも知れない。

さて、水族館づくりの仕事をされているという奥村氏の本は、新書らしく水族館がどのように誕生したかや日本の水族館の歴史なども概説されてはいるが、基本は水族に狂い(愛し)水族館に情熱をささげる人間たちのお話である。

本文中に何度か書かれているが、良い水族館、人気の水族館かどうかを左右するのは、そこに関わるひとたちの「人間力」なのだそうである。たくさんのひとを惹きつける水槽の向こうに、人間力が隠されている。

珍しい魚たちや巨大な水槽などがつくりだす美しく幻想的な世界。その世界をつくり育てるひととそこに訪れる感動するひと、それぞれの心のなかにあるロマンがバーチャルではないホンモノの生き物を通じて出会う場が、水族館なのかも知れない。現代は人間力がつくりだすホンモノに飢えている。

この本はしかし、そんな堅苦しい本ではなく、いろいろな楽しい魚たちの話、水族館に関わるユニークな人間たちの話にあふれている。

読後には、ふと水のなかの世界に想いをはせ、そうだ久しぶりに水族館に行ってみたいなぁと思わせる、とても楽しい本である。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
水族館についてきちんと学ぶ本ではない。脱線しまくるは駄洒落は出るは軽妙な流れの本書だが、全国のいい水族館、水族館の主役である水族、水槽・擬岩などハードと一通りの紹介がなされていて、水族館の舞台裏が分かって面白い。とくに水族の紹介は、水族にまつわるうんちくも多く、水族館で語るネタにもなりそうだ。読むと水族館に行きたくなる。

また、著者が懇意にしている全国の水族館館長たちの情熱的な言葉や行動から、水族館にとって海の現場がとても大事なものだと分かった。著者の口癖という「海に潜らないで水族館の仕事をする人はもぐり」ってまた、駄洒落なのだが、いい言葉だと思う。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 本書は、水族館の歴史から展示されている生物やその方法をどれもサラリと触れる程度に書いた、水族館に興味をもち始めた観客が、1冊目として読むにふさわしい内容となっている。

 水族館は動物園のように行動展示式が取り入れにくく、生態・出産・育児・捕食・水槽では見えない特記事項等は映像展示で行なうのが主で、これがまた類型的なため、特色はデカイ水槽やジンベイザメのようなデカイ魚になりがちである。

 学術的調査にのみ重点をおかず、観客に対する生物の案内や手書き解説版がもっと盛んになるなど集客努力を各館が競うようになれば、水族館ももっと隆盛を極めるようになると思われるが、未だそうは言い難いのではなかろうか。

 水族館展示の裏側(設備や展示魚の捕獲・移動などに関して)のもっと紙幅が費やされていれば、終章の「アメリカ水族館紀行」が旅日記風で楽しく読めたように、もっと面白かったのではないか。
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