最近水族館が気になる。どこに行っても水族館が近くにあるとつい足が向く。そんな人にはおもしろく読めるだろう。
鳥羽水族館のプロデュースをした人だけあって、水族館の事情や都合、仕組みや苦労が柔らかい視点から語られている。
マグロやイワシが飼うのが難しいこと。また、イワシの展示に成功した水族館の秘密や、死んだマグロを使った「マグロ解剖ショー」のことなど、あまり知られていないことが丁寧に描かれている。
また、水族館に行きたくなった。今度はまた別の視点から楽しめそう。「通」にしてもらえたのかもしれない。
そうそう、食費にもっともお金のかかる生き物は何か、これは全く予想外だった。シャチの1日3万円を超え、ほぼその倍になる生き物は何か、こんな事も知ることができる。
構成も文章も読みやすく、よい。