大石まさる氏は良質なSF作品を
発表しつづける最高の作家の一人。
最新作の「水惑星年代記」シリーズは、
現在少年画報社ヤングキング アワーズで連載中の読切連作。
温暖化(?)で水位が上がった近未来の地球が共通した舞台。
軌道エレベータ、シュバルツシルト半径、SETIと言った
ハードSFファンに馴染みの単語が頻出……
しかし各エピソードは「すぐ隣に住む愛すべき友人」ばかり。
ガジュマルのある島で民宿を手伝う少女、
世界初の超高速通信でプロポーズ、
自転車でプチ家出する宇宙飛行士希望の少年……
どれもホっとしてウルウルするハートフルな作品ばかり、
SFファンはもちろん、そうでない漫画ファンもぜひ読んでほしい。
ブラッドベリの後継者は日本で産まれていたのです!