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水惑星の旅 (新潮選書)
 
 

水惑星の旅 (新潮選書) [単行本]

椎名 誠
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

もう、きれいな水は「当たり前」じゃない! 地球的規模では、水の存在は実に不公平だ。ゆえに今や水資源は大きな利権となり、水をめぐる紛争も各地で少なからず起きている。いったい水の未来はどうなるのか……。水格差から淡水化装置、雨水利用、人工降雨、ダムや河川問題、水と健康の関係まで――現場を歩き、水に触れ、話を聞き、驚き、考えた、警鐘のルポルタージュ。

内容(「BOOK」データベースより)

水は不公平に存在している。だから、国境紛争の原因にもなるし、国際ビジネスのターゲットにもなっている。世界を旅し、辺境の地も数多く訪ねている著者が、改めて「水の今」を知るために旅に出た。水格差、淡水化装置、健康と水、雨水利用、人工降雨、ダムや河川の問題―。現場を歩き、水に触れ、口に含み、話を聞き、驚き、考えた、警鐘のルポルタージュ。

登録情報

  • 単行本: 196ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/5/25)
  • ISBN-10: 4106036762
  • ISBN-13: 978-4106036767
  • 発売日: 2011/5/25
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 254,935位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
 この本は、一言で言うと「水問題(主に飲み水)に関心が薄い日本人に警鐘をならす本」です。
 著者は、世界の様々な国々を旅してきた経験から、水がほとんど得られない地域や、水をめぐって国際間紛争になっている地域や、水が存在しても清潔で安全な水ではない地域がほとんどである現状について書いています。そして、今後、人口増や自然破壊等によってさらに水環境が悪くなっていく中で、日本人が安閑としていることに警鐘をならしています。
 すなわち、(a) ダム開発や護岸工事など土建国家となった日本では、人と河川との関係はほんとうに疎遠になっており、きれいな水を守ろうという意識が乏しいこと、(b) 今後水がなくなっていく中で雨水の利用をもっと真剣に考えるべきこと、(c) 中国やヨーロッパの会社が日本の水源地域の森林をいとも間単に買収できる現状は危険であること、などが書かれています。

 まとめて言えば上記のような本かと思いますが、(a) これまでの著者の旅体験から得られた考え方、(b) さまざまな水関係の著作を読んだ結果、(c) さらには水のプラントメーカーや河川流域地域への取材など、ほんとうにいろいろなことが書かれている本であり、少し雑多な本との印象もあります。
 しかし、著者が一生懸命に水問題に自分の目線で調べて取り組んだことがよく伝わってくる本であり、なかなかの労作と思います。
 専門的な観点からは他にももっと良書があるのかもしれませんが、私にとっては水問題を考えるきっかけになる良い本でした。
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By olivos
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いつもはおバカな探検隊のエッセイを書いている椎名誠氏であるが、
とにかく半端なく日本中、世界中を歩き回っている。そんな人が実感を伴って記した貴重な本。
学者が机上で考えた本とは違うのである。
人間が飲める水の大切さが本当に分かる。「湯水のようにつかう」という言葉がこれからは通用しないんだということも、実感を伴って分かる。
日本には資源がない、と今まで言われていたけど、とんでもない。
レアアースメタルも大切だが、それより水である。飲める水がなければ人間は死ぬ。
生きるか死ぬかとなった場合、レアアース1gよりも水1リットルの方が大切だ。
人間が安心して飲める水がふんだんにあるのが日本である。
そしてその水源地を中国を始めとした外国資本が買占めている。
水がないことの恐ろしさを、今の日本人は気付いていない。
今、恐ろしいことが起っていることを警鐘している本である。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By suno2
椎名さんにしてはめずらしく社会派骨太取材企画です。5年の歳月を費やしてご自分で歩きまわり、取材した知られざる日本の水についてのクライシス。毎日当たり前のようにトイレの水を流すことに躊躇してしまいます。お薦めです
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