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水底フェスタ
 
 

水底フェスタ [単行本]

辻村 深月
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

狭い日常に倦んだ広海は村への復讐に戻ってきた由貴美に惹かれるが、彼女が真に求めるものは……。そしてフェスの夜に事件が起きる。

内容(「BOOK」データベースより)

村も母親も捨てて東京でモデルとなった由貴美。突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、村長選挙を巡る不正を暴き“村を売る”ため協力する。だが、由貴美が本当に欲しいものは別にあった―。辻村深月が描く一生に一度の恋。

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/8/24)
  • ISBN-10: 4163807705
  • ISBN-13: 978-4163807706
  • 発売日: 2011/8/24
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 106,053位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kovo
。。。辻村深月さんの小説を読んでつまらないと思ったのは今回が初めてかも知れない。
これが一生に一度の恋? にしては薄っぺら過ぎる(『一生に一度の恋』というコピーは
編集が考えたものだろうから著者を責めるのは間違ってるけど)。
脇キャラも、伏線(ぽいもの)を張るだけ張って何で出てきたのか意味もわからないまま
あっさりフェードアウトしていくし、フェードアウトといえば物語の流れ全体が
曖昧なままフェードアウトって感じだし(水没した村は結局何の意味があったんだろう?
ラストの比喩のためにだけ? それじゃあまりにあんまりな気が)。

辻村作品初の濡れ場には驚かされましたが。

にしても今作の一番の欠点は、本来魔性の女であるべきはずの由貴美の
『魔性』の部分が圧倒的に少なく、『人間』としての弱さ・脆さのほうが
強調されがちだったことだと思う。
そこらへんのバランスが悪く、物語の着眼点は非常にいいのに勿体ないなと思った部分。

決して駄作ではないのですが、辻村作品を読後いつも思う「また読み返したい」が
今回はなかったことが残念だった。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
中途半端! 2011/11/2
ストーリー展開は辻村さんだなぁいった様子で、うなる部分もたくさんあります。
人物描写(裏表があったり、見栄っぱりだったり)も、さすが!と思わせます。

が、濤のラストを期待したのに、肩すかしでした。
落ちもたいした驚きはなく。
加えて、書き急いだような薄さを感じました。

ミステリというよりホラーなんでしょうか。
ありえない古典ミステリの世界の「村」を、
今風で現実的に書こうとされている点に違和感を覚えます。

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、とにかく広海がかわいそうな話です。
しかし、由貴美がたいして魅力的にうつらないので、
中盤〜は自分に酔っているだけのバカな主人公にも見えはじめます。
高校生だから仕方ないか……と思えるならいいかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
辻村氏の作品としては、ちょっと変わったテイスト。帰ってきた由喜美の憎悪と、腐りきったムラ社会の実態がひとつ、またひとつと明らかになっていく過程に、筆者持ち前の筆力から引き込まれていく。しかし、由喜美の人物描写が、今ひとつ物足りなく感じた。結局彼女は、はかない女性なのか。憎悪の塊か。信じていたものが砕け散る時の様から、くっきりと伝わらず、もやもやした。最後までドキドキしながら面白く読めるが、後味のイマイチよくない作品。
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