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水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)
 
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水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1) [文庫]

フーケー , 柴田 治三郎
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

湖のような青い瞳、輝くブロンド。子供をなくした老漁夫のもとにどこからか現われた美少女ウンディーネは、実は魂のない水の精であった。人間の世界にすみ、人間の男と愛によって結ばれて、魂を得たいとねがったのだ。――ヨーロッパに古くから伝わる民間伝承に材をとった、ドイツロマン派の妖しくも幻想的な愛の物語。

登録情報

  • 文庫: 165ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1978/5/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4003241517
  • ISBN-13: 978-4003241516
  • 発売日: 1978/5/16
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 日本の「鶴女房」「雪女」や、アンデルセンの「人魚姫」のように、人間が人ならぬ自然の精や動物と恋に落ち、結ばれるというモチーフは「異類婚礼譚」といって世界中にあります。
 この作品も、一般の異類婚礼譚とほとんど同じパターンをとるのですが、印象に残るのはイメージの美しさ、異様さ。
 ヒロイン、ウンディーネの叔父である、水の精キューレボルンの登場の仕方などは、現代のホラー映画の演出もびっくりという感じで唸らされました。
 暗く生い茂った森の中を走る水という場面設定の印象も強烈。
 訳文は戦前のものですが、格調高くてこの作品にあっているように思えました。
 2、3日、日常を忘れたいときにお勧めです。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最初はおとぎ話のような感じですが、後半はどんどんおもしろくなっていきます。幻想的で悲しい物語ですがとても良かったです。情景描写が細かく、想像するととても美しいです。ちなみにこの物語は、オードリー・ヘプバーンが舞台でウンディーネの役を演じました。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名作です 2007/2/3
By 2364
絶版になっていた本書が再販されている事と、本作を読んでいる人が増え続けている事はとても喜ばしく思います。

無邪気で美しい水妖の娘ウンディーネは騎士の愛を得たが同時に失ったものがある。人の愛は妖精を魅了するが、それは魂をもたらす毒であり心を縛る重い枷ともなる事を知らなかった。変わってしまったウンディーネから少しずつ離れてゆく騎士の心。時と事件が重なり、騎士が誓いを反故として終わりの時が訪れる。

哀しくも美しい結末は読んだ人全ての心に残るものであると思います。

短くて読みやすいので、興味が向いた方はぜひ購入をお勧めします。
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投稿日: 2004/12/7 投稿者: ニックネームが登録されていません
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