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水上のパッサカリア
 
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水上のパッサカリア [単行本]

海野 碧
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

腕の良い自動車整備工・大道寺勉は3年半前からQ県にある湖畔の借家で、一回り近く年下の片岡菜津と穏やかに暮らしていた。半年前、暴走族の無理な追い越しによる交通事故に巻き込まれ、菜津が死んだ--。菜津が育てた飼い犬と静かな暮らしを続けていた11月のある日、勉が帰宅すると昔の仲間が家の前で待っていた。菜津は謀殺されたのだという、衝撃的な事実を携えて…。

圧倒的な文章力に緻密な描写力。満場一致で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した快作! 次作が待ち望まれる大型新人、登場。


【第10回日本ミステリー文学大賞新人賞 選評より】

有栖川有栖氏
読み始めてすぐに、これが受賞するだろう、という手応えを感じた。

北村薫氏
読後、思わず、「パッサカリア」のCDを探し、かけてしまった。要するに、そうさせるだけの作品であった。

高橋克彦氏
海野さんは間違いなく書ける力を持った人で、安心して推薦できる。

田中芳樹氏
文章力、描写力、人物造形力等において、他の候補作を圧倒していた。



【編集部のコメント】
選考委員100%のYESで受賞決定した傑作。新人とは思えない筆力。よくぞこの賞に応募してくれたと思います。これを受賞作として紹介させてもらえることが担当者としてうれしい。イチオシの作品です。

内容(「BOOK」データベースより)

愛した女の死がもたらしたのは、哀しみだけではなかった。精緻に描き上げた男と女の物語。満場一致、驚嘆すべき新鋭、堂々のデビュー。傑作ハードボイルド!第十回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

登録情報

  • 単行本: 345ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/3/20)
  • ISBN-10: 4334925413
  • ISBN-13: 978-4334925413
  • 発売日: 2007/3/20
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 543,418位 (本のベストセラーを見る)
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32 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 これが新人賞?, 2007/5/22
レビュー対象商品: 水上のパッサカリア (単行本)
読み進むのに疲れました。冗長な本文に括弧書きの不用な説明文、感情移入し難い登場人物。我慢して最後まで読みましたが、激賞している各審査員の見識を疑います。 他の文学賞なら一次審査で落選でしょう。 使い古した題材と陳腐なプロット、せめて文章だけでも上手ならばなぁ・・・ ハードボイルドを目指すなら、原寮さんの作品を読んで勉強して頂きたい。 出版社ももっと良質なエンターテインメントを発掘して欲しいものです。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ハードボイルド好きにはきびしいかも, 2007/5/5
By 
ソコツ - レビューをすべて見る
(トップ100レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 水上のパッサカリア (単行本)
うーん、よく書けている(ってエラそうだが)ハードボイルド風の作品であることは認めるが、いかんせん薄い読書感であった。本書の新聞広告に、『ロング・グッドバイ』と並行して読んでいたけれど本書の方により引き込まれた、といった怪しげな読者感想が載せられていたが、これ、なんとなくわかる。重厚に書き込まれ各場面各言葉にそれぞれ何度でも読み返す価値のある「ひっかかり」があるがゆえに、読むのに少し精神力が必要とされる古典より、本作のようなテンポのよいストーリー展開と平明なユーモアと屈託のない感傷と何も残らない爽快感の方が、現代のマジョリティには受けるのだろう。私も全体としては楽しく読んだ。

けれど根本的な問題として、はたしてこの主人公は魅力的なのか、という疑念を強く抱く。心技体ともに鍛えられており狡猾な頭脳をもち、常にかっこよく立ち回りやたらと人に好かれるのだが、なんだかやり手のエリート・サラリーマンみたいであまり共感できなかった。前半の愛した女性との嬉しく哀しい物語+謎めいた過去の小出しの連続、という部分はけっこう魅了されたのだが、彼の正体がだんだん明らかになり嬉々として本領発揮し始めてからが非常につまらなかった。世渡り上手な「私」はちょっとなあ、と。

たとえば桐野夏生の創作したミロとかね、不器用に傷つき傷つけられながら、表向きにはかっこ悪かったりみっともなかったりするのだけれど小説世界で輝く強さ、みたいのが好きな読者としては、本書の主人公のあからさまなヒーローぶりは正直しんどい。
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27 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 期待していたのですが。, 2007/5/8
レビュー対象商品: 水上のパッサカリア (単行本)
評判に期待していたのですが、がっかりです。前半くどいし、後半ストーリー無茶苦茶。筆者は結局ラブストーリーを書きたかったのでは。ハードボイルドを期待すると残念な結果に。
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