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水の柩 [単行本]

道尾 秀介
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,620 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

私たちがあの場所に沈めたものは、いったい何だったのだろう。
五十数年前、湖の底に消えた村。少年が知らない、少女の決意と家族の秘密。
誰もが生きていくため、必死に「嘘」をついている。

いま最もまぶしい作家が描く、成長と再生の物語。

老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。絶望と希望を照らす作家・道尾秀介がおくる、心に染みる人間ドラマ!

内容(「BOOK」データベースより)

老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/10/27)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062172577
  • ISBN-13: 978-4062172578
  • 発売日: 2011/10/27
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 12.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 若い方向けの作品かもしれません 2012/6/12
投稿者 うさぎ
形式:単行本
レビューを拝見すると絶賛なさっている方が多いですね。私も一気に読んでしまいました。
ただ、絶賛なさっている方々のようには感動しませんでした。そこまで感情移入できなかったです。何故かな? それなりに面白かったけれど。
もしかすると年齢的に無理なのかもしれない・・・ 若い方向けかなと思います。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 フツー 2012/1/10
投稿者 ランボー
形式:単行本
素直で誠実な物語。でも地味。 主人公が普通なりに、打破しようともがく姿は好感が持てる。簡単に恋愛関係にならない所もいい。 一番、良いのはちゃんと救いがあるところ。 文章は美しいかもしれないが、読みづらい… 私は、単行本で読むほどではないと感じました。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 そろそろこのパターンは・・・ 2012/9/3
投稿者 ルンメニゲ
形式:単行本
文章表現の巧みさは相変わらず、ミステリーではないが退屈させずに読ませる力は健在。
だけど、読んでいて楽しいか?と問われると首を傾げざるをえない。感動したか?と問われると否としか言えない。
前作が小学生主人公で書いて、今作は中学生主人公。少年の心象風景を描かせたら抜群なのは分かったが、そろそろ大人が主人公の作品を書いてもらいたい。過去作読む限りでは、大人(特におじさん)の描き方に違和感をいつも感じてしまうが、ひょっとしたら苦手なのだろうか?
道尾さんは若い読者や女性の読者に絶大な人気を誇っているが、おじさん読者の人気はあまり高くないような気がするのだが?
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 美しい情景描写 2011/11/10
投稿者 あまぞん竹田
形式:単行本
普通の少年が自分の回りにいる友人や家族の知らなかった過去に触れながら成長し再生していく話。今までの道尾作品にはいない普通の少年逸夫・・・彼と普通の生活を送りたい少女との描写がとてもリアリティあって入り込めた。また逸夫の住む温泉街に自分もいるような錯覚を起させたし、なんといってもダムの描写は本当にキラキラ輝きを放つ映像が感じられた。ラストに彼らがした行動がまさしくこのタイトル・・・改めてネーミングの素晴らしさを感じた。人間の生きる姿を見た作品。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「月と蟹」が昇華した至高作品。 2011/11/1
投稿者 Shopper
形式:単行本
道尾ワールドといえば、暗黒な絶望感、希有な
どんでん返し、チラチラ見え隠れしてつかめそうで
つかめない光明。

そして、テーマが「家族」であること。

しかし、もうひとつのジャンルとして、文芸的で
静謐な、心情の動きと成長をじっくりと読ます道尾節が
今作で完成した。

「家族」のみならず、関わりあう人間への優しさや
労わり、強さ、救いを圧倒的な文章力で書きあげた。

いじめや家族の過去の内容が、ありきたりで弱い動機
だな、と感じつつも、読み進めるうちに、裏の真相
への拘りなんかよりも大切な、著者のメッセージを
強く感じた。

「光媒の花」の後半を、さらに濃密に熟成させたような
色使いというか。

現在進行形の物語の中に、過去の場面をインサートして
くるも、ゴチャゴチャにならないギリギリの線で、
展開させるバランスもちょうどいい。

そして、最後の場面の表現の美しさが、タイトルと見事に
融合する。奥深く、崇高なる情景が想像力をかきたて、
余韻が瞼の裏に焼きつけられる。

我々は、多かれ少なかれ、「蓑
... 続きを読む ›
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 深い意味を持つタイトル・・・ 2012/9/9
投稿者 ゆこりん
形式:単行本
老舗旅館「河音屋」の長男・逸夫は、退屈な日常生活に飽き飽きしていた。そんな逸夫に、
同級生の敦子が声をかけた。「手紙を書き直して、タイムカプセルの中に入っている手紙と
取り替えない?」彼女はなぜそんなことを言ったのか?彼女の真意が分からぬまま、逸夫は
それを実行に移すが・・・。

一見、普通に生活している人たち。その人たちの心の奥底には、いったい何が隠されているの
だろうか?笑顔の裏に貼り付けられた悲しみ、誰にも言えない秘密、他人には知られたくない
慟哭・・・。生きるということは、つらいことばかりではないはずだ。なのに、この作品を
読んでいると胸が痛くなってくる。逸夫の祖母いくの気持ちや逸夫の同級生の敦子の苦しみが、
鋭い針となって心に突き刺さってくる。「そんなに自分を押さえつけなくていいんだよ。」
いくに、敦子に、そんな言葉をかけてやりたくなる。だが、人間は弱いばかりではない。どん
底から這い上がる強さも持っているはずだ。さまざまな苦悩や葛藤を乗り越えた者・・・。
それらを忘れ去ってしまった者・・・。どちらの生き方にも切なさが漂う。ラストは、涙がこぼれた。
そして、この作品のタイトル「水の柩」がとても深い意味を持っていることを知った。きらきら
... 続きを読む ›
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0 被災地の小学生達の作文の方が余程胸に染みる......
「月と蟹」に続いて本作を読んだ。デビュー作「背の眼」以来、作者の作品の殆どを読んでいる私にとって「月と蟹」は一番の駄作に映ったが、本作も同工異曲の児童書と言い切っ... 続きを読む
投稿日: 2012/3/17 投稿者: 紫陽花
5つ星のうち 5.0 久々に本で号泣…
最後は涙が止まらない。 読後、表紙を見て、またジワッとくる。 タイトルを見てはジーンとする。 文体はもちろん、装丁含めてオススメです。... 続きを読む
投稿日: 2012/1/11 投稿者: まなみょん
5つ星のうち 5.0 痛い
胸が痛くなる作品。しかしそこに救いが・・・ミステリーではないけど こういう作品もいいと思う
投稿日: 2012/1/6 投稿者: ヒロ
5つ星のうち 5.0 タイトルに惹かれて
タイトルに惹かれて本を購入しました
この、作家さんの本は初めて読みました
最初は正直、入り込めないな〜と... 続きを読む
投稿日: 2011/12/18 投稿者: 紫
5つ星のうち 5.0 素晴しい
シーンの表現力がすごく、自分もその情景の中に入ってしまったような感覚になります。
道尾作品らしく読めばタイトルの意味深さもわかります。... 続きを読む
投稿日: 2011/12/6 投稿者: もにもに
5つ星のうち 5.0 まさか!何度も泣くとは…
もう、素晴らしかったです…!
人の「痛み」や「弱さ」が丁寧に描かれていて、
“早く読みたい!
んだけど、... 続きを読む
投稿日: 2011/12/5 投稿者: 寺尾藍
5つ星のうち 5.0 少年少女の成長物語
忘れることは、乗り越えるといこと……作中には、時折人生について深く考えさせる表現が出てきます。今回は著者の得意とする二転三転の展開はありませんでしたが、「人間が人... 続きを読む
投稿日: 2011/11/4 投稿者: 雪月華
5つ星のうち 4.0 水の柩
つかみは引き付けられた。なかだるみしたが、後半の展開からラストシーンまで一気に読めた。特にラストシーンは異常に美しい。
投稿日: 2011/11/1 投稿者: カナト
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