内容紹介
水と光をモチーフに描かれる10の世界。少しずつ重なり合った世界の中で、ただ1人“酒場の主人”だけが同じ人物で共通しています。新しくて懐かしいSF幻想。どれかがあなたの物語かもしれません。清新な第1作品集、梶尾真治氏推薦。
内容(「BOOK」データベースより)
赴任した先の地方の町の高校には、校庭の中央に路面電車の終着駅があり…酒場にボートを貸してもらいワイン片手に海へ出ると、月を隠した夜空の雲が凝集して小爆発を繰り返し…酒場の地下深く、小さな部屋に穿たれた四角い水面。それが、そこにしかないという「海」であり…全面ガラス張りのカフェでは、大雨に水没して帰れなくなった男女が時間をつぶし…少しずつ重なり合った十の物語世界を、一人の酒場の主人がつなぐ。ノスタルジックな、日常のSF幻想。