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水の世界地図 第2版 刻々と変化する水と世界の問題
 
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水の世界地図 第2版 刻々と変化する水と世界の問題 [単行本(ソフトカバー)]

Maggie Black , Jannet King , 沖 大幹 , 沖 明
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,730 通常配送無料 詳細
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水の世界地図 第2版 刻々と変化する水と世界の問題 + 水ビジネスの現状と展望 水メジャーの戦略・日本としての課題
合計価格: ¥ 5,250

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商品の説明

内容紹介

出版できたことが素晴らしいとまで評価された「水の世界地図」
その改訂版がこのたび刊行される運びとなりました。


飲み水の問題から、水へのアクセスの問題、気候・環境の変化、
公衆衛生、農業生産や工業生産のための水、水ビジネスなど、
さまざまな水問題をもらすことなく、各項目ごとに見開きで解説します。

水をめぐって世界中のどこでどのようなことが起きているかを知ることができる。
確かなデータをもとに、世界地図上で状況を色わけして見せる、
イラスト付きのグラフなど、工夫を凝らしてまとめられています。

ただデータを更新しているだけではなく
「ウォーターフットプリント」「ミレニアム開発目標」など
これからの世界の情勢を占うようなトピックもしっかりと掲載しています。


ウォータービジネスなど世界を取り巻く水事情は常に不安定であり
その状況を理解するための最適の一冊となってくれるでしょう。


目次
1 有限な資源
 (地球は水瓶(みずがめ)/水不足/増大する需要/先細る供給/競合と紛争)
2 環境プレッシャー
 (気候の変化/都市化/変更される水路/干上がる湿地/乾燥地と旱魃(かんばつ)/洪水)
3 生きるための水 
(飲用水/公衆衛生のための水/家庭用水/水と疾病/疾病媒介動物/食料のための水/水が奪うもの)
4 生産のための水
 (灌漑(かんがい)/工業のための水/エネルギーのための水/漁業のための水/輸送とレジャー/売るための水)
5 傷ついた水
 (水汚染物質/水汚染/傷んだ水路/脅威にさらされる生態系)
6 未来の水 
(ミレニアム開発目標/条約と約束履行/深まる協調/水管理/ウォーターフットプリント/値段の付いた水/技術による解決策)
7 表
 (需要と資源/水の利用)
用語集
 便利な単位換算 出典

内容(「BOOK」データベースより)

地球上には充分な水がある。なのに世界で5億人が水不足に直面する。それは、なぜか。めまぐるしく変わる世界の水問題の続き、初版とはまた違った新たな視点から、最新のデータ、知見でまとめた「水の世界地図」。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 128ページ
  • 出版社: 丸善; 第2版 (2010/12/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4621082477
  • ISBN-13: 978-4621082478
  • 発売日: 2010/12/28
  • 商品の寸法: 24.4 x 18.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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 水の分布やその変動に関する供給サイドの話、生活・食糧生産・工業など需要サイドの話、汚染・生態系など水資源の棄損の話、そして未来における水マネジメントの話と、章を分けて、各節ごとにメッセージを視覚化した地図を掲載し、直観的に分かりやすい構成になっている。また、各節のメッセージが明確なので、目次を読み込んだだけでも、おおよその内容は理解できるだろう。
 イスラエルとパレスチナの水分配の不平等や、国際河川における水紛争のエピソードなど、知るとなるほど争いになるのももっともと思えるような話がいっぱいで勉強になる。統合的水資源マネジメントやミレニアム開発目標の話は、他の本でもっと学んでも良いかもしれない。

 しかし、こういった良い点もあるのだが、いくつか気になる点もある。まず、ページ間で数値の整合性が取れていないところが多々見られる。この辺りは監訳者も気になったらしく、注釈が入れられている。
 また、農業、漁業、工業に使う水は別立てで節があるのに、なぜ畜産は別立てになっていないのだろう?また、主に言及されているのがアジア・中東・アフリカの話であることも気になる。もちろん、こういった地域で課題が山積しているというのは間違いないだろうが、当然、欧米諸国にも課題はあるはずであり、そのバランスが適切かに疑問を感じてしまう。
 この様な気になるポイントを挙げていくと、アル・ゴア「不都合な真実」と同様の匂いを感じざるを得ない。つまり、自分たちの導きたい結論にあわせて、様々な場所からデータを借りてきて、継ぎ接ぎにまとめているのではないか、という疑問だ。そして各データの前提となる要素が異なるため、各ページで微妙な矛盾が生じてしまうのではないか?

 本書の内容がすべて間違っているという気は毛頭ないし、非常に勉強になる部分が多いことも間違いないとは思う。しかしこれが真実だと思いこんでしまい、それに基づいて政策立案をすれば、過去に国連や世銀がして来た失敗を繰り返すだけになってしまう気がして仕方がない。
 このため、頭から正しいと思いこんで突っ込んでいかず、一歩引いた場所から読むのが、本書に対する適切な接し方なのではないかと思う。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
世界の水問題の今を自分の問題として理解し、次の新たな行動へと駆り立ててくれる説得力のある一冊。特に人間活動の視点から地球上の水問題を可視化し、数値に基づいて丁寧に解説しているため、水問題の全容を理解したい中学生から専門家まで幅広い層におすすめの内容。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
水問題の本質 2011/5/23
By Z? VINE™ メンバー
Amazon Vine™ レビュー (詳しくはこちら)
本書を一言で言うと「水」という資源の様々なデータ分布を地図上にプロットしたもの。
我々は水が行き渡ってない国や地域があるということは知っていたが、
本書ではそれを具体的・定量的に知ることができる。

地球上における水の総量は変化しない。
しかし常に姿を変え、移動し、決して一所に止まることはない。
蒸気となって上空に戻り、再び雨となって地に降り注ぐ。
但しそれは極めて不均衡な形をとる。

本書を読めば、日本を含めた先進国の水はあらゆる面で満たされていることが解る。
しかしアジア・アフリカを中心とした途上国では、一人当たりの量や衛生面において深刻な状況であることが一目瞭然である。
しかも、そういった途上国では先進国よりも水に対して支払うコストが高くなる。
なんとも皮肉な話だが、これが現実である。
本書はこれを「経済的側面における水問題の本質」と言う。

日本では蛇口をひねれば当たり前のように出る水。
しかしそれが当たり前じゃない国や地域があまりにも多すぎる。
それを解消するためにあらゆる施策が打ち出されているが、おそらくこの状況は思ったよりずっと長く続くだろう。
本書を読んだ後、これからは乾いた土地の人びとを思って蛇口をひねろうと思った。
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