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水と器 (Wings comics)
 
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水と器 (Wings comics) [コミック]

山田 睦月
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

その美しい人形師の作る人形には、魔が宿りやすいという噂だった。幼い頃の記憶を持たない人形師は、自分はからっぽで、まるで養父の手によって創られた精緻な人形のようだ、と感じていた……。
怨霊退治を生業とする坊主が、彼と出会い、いつしか二人はさまざまな事件に関わるようになる。それぞれに背負う何かを抱えながら、闇の中をてさぐりですすむ二人は、こたえを見つけることができるのか??!?
山田睦月の描く、新感覚ハートフル時代劇!!

登録情報

  • コミック: 200ページ
  • 出版社: 新書館 (2002/6/25)
  • ISBN-10: 4403616755
  • ISBN-13: 978-4403616754
  • 発売日: 2002/6/25
  • 商品の寸法: 18.2 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
 魂の無い人形しか作れない人形師の青年と怨霊退治を生業とする坊さん(霊感ナシ)の連作短編集。
 山田女史初の江戸モノで、「月鏡」「水と器」「影をつかまえる」「昏く深い箱」「その中にあるもの」の5編収録。以下続刊(たぶん)。
  山田さんの作品は主要キャラが決まっているのよりはオムニバスの方がうまいと思うのですが(なので、一押しは『The ghost of my life』と『ミッドナイト・ロンリー・モンスター』)、この作品はかなりオススメ。

 個人的に野郎二人の馴れ合いというのは見たくないので(内容そっちのけで妄想に走る人がいそうな感じが。それはそれで非難しませんが)、交差しつつも交わらない線のような関係がいいかと。怨霊とか言ってる割には、穏やかだし。宮部みゆきさんの江戸モノをほのぼのとさせたイメージ。

 なにより、主人公二人の過去はどうでもいいながら(失礼)、その行程で垣間見てゆく人間模様がよいのです。
 特に、亡くなった妻の人形を依頼してきた商家の隠居。ヒント0の伝言ゲームに困り果てる人形師だが・・・:「影をつかまえる」。殺された遊女の魂が入った先は、商家の婿が溺愛する人形の中だった:「昏く深い箱」。が好きデス。
・・・読んだ時、ちょっと、電車の中で泣いてしまってたようなー・・・(照

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
 時代物の許容が増えてきてるらしいから、まぁ良いのか? からっぽの人形師と生臭坊主の出てくる、連作物である。別になにが目的という話でもないしな、オカルトが全てに出てくるかというとそれすら(実は。)決まっていない。美青年の人形師の造る人形は、技術はあるが“心”とでもいうようなモノがないのだそうだ。その美しい形でもって、時に求められても妙な“シロモノ”が人形に入り込み動き回った挙げ句、馴染みの生臭坊主にぶった切られる。
 声高に、情を謳いあげる話なのではなくて、なんとなく辛そうに見えるという形があるから手を差し伸べるという感じで、時に差し伸べようとした手が軽くいなされてしまうこともある。それでも気になるのならまた、別の手段を考えてみる。

 過去の記憶がなく気がついた時には人形師の先代について歩いていたのだという青年と、男の鬼を探す生臭坊主(なんとなく生臭とつけないと正しくない気がする。)。感性の違う、というより互いに別の意味でほとんど感性など持たないようなふたりではあるが、とりあえず喧嘩らしきものは交わすようにもなったことだし。

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形式:コミック
コミックスのタイトルにもなっている「水と器」という話は
2話目に収録されていますが、これが一番好きです。

人形に魂が宿るとしたら、それはきっと思い人に
     ぎゅっと
抱きしめて欲しいからじゃないのかな?
そう思わせてくれる話だからです。

男と男のお話と言うよりも、人形とメインとしたつながりの話の

様に思われます。だから彼らに名前がないのでは?
何処か欠けているように感じられる彼らが、お互いを通して
そして人形を通して何かを得ていく感じがする所も好きですね。
多少読みづらく思える所もありますが、私は好きなお話なので
星5つ~とさせて頂きました。

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