内容については多くの方がすでに述べているので、ここではディスクの
仕様等についてのみに留めます。ゴダール作品の中でも『軽蔑』と並んで
比較的長尺の部類に入る作品ですが、片面一層の仕様のためどうしても
夜の場面などでブロックノイズが散見されてしまいます。1999年という
比較的初期に発売されたという事も最近のエンコーディング技術の飛躍的
進歩から較べると条件が悪くなってしまうのも仕方ないところですが、
スクイーズ収録なのはうれしい。
字幕翻訳についてですが、以前発売されて
いたヴィデオテープ(柴田駿氏による翻訳と山田宏一氏による監修)での
情感あふれる字幕と比較すると所謂直訳調で少々不満足。
OFFにすればよいだけのことですが…メニュー画面はチャプターが
全部表示されておらず、親切さという点では今ひとつ。
本当に好きな作品だからこそ高品質の商品を望みたいというのが
正直なところですが、名作とはいえハリウッド作品のように大量に売れる
商品でもないのでレストアにお金をかけるのは現実的に難しいのかも
しれませんが、来年は本国公開40年と言う事もあり、今からでは無理でも
願わくば日本公開40周年となる2007年にあわせて高画質版の発売などを
望みたいところです。