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気まぐれ美術館 (新潮文庫)
 
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気まぐれ美術館 (新潮文庫) [文庫]

洲之内 徹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 467ページ
  • 出版社: 新潮社 (1996/09)
  • ISBN-10: 4101407215
  • ISBN-13: 978-4101407210
  • 発売日: 1996/09
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 279,054位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
仙台市青葉区にある宮城県美術館 1F 常設展示室 に洲之内徹が亡くなる直前に所有していた作品を「気まぐれ美術館-洲之内コレクション」として展示してます。
本書の中に取り上げられた作品も多く所蔵、展示されており、作品と洲之内徹との関わりがこれら「きまぐれ美術館」シリーズを読むと一層身近になりますよ
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「いったい絵というものは、解るとか解らないとかいう前に、ひと目で、見る者に頭を下げさせるようなものがなければ絵とはいえない」というのが氏の持論だが、全くその通りだと思う。

ワイエスの「過ぎて行く時間のある瞬間をまざまざと感じさせる」光線と空気感を賞賛しているのだが、どうやらワイエスは所謂くろうと衆に評判が良くないらしいと述べる。氏は儚さや移ろい易さといった物語的、文学的な言わば古臭い絵画を超絶技巧でやられる事が「こうあらねばならぬ」分業的専門的絵画をよしとするくろうと衆には気にくわないのではないか、と推察する。そして、私はしろうとなので「くろうとが気にするようなことを苦にせず、くろうとの味わえない楽しみを味わうことが出来る」と言いくろうと的な衒学趣味に堕さない。思想で投獄されていた氏は、凝り固まった考えに対して敏感である。当たり前に絵を楽しみ、それを平易な言葉で語るのが何とも心地好い。
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