ポジティブに生きると言うことの意味を勘違いしているのがこの作者。
筆者は,この本で社会の風を読み間違えたことがわかる。
臨床にいると,患者がこの本のいうような「気にしない」生き方をすれば周囲から隔絶してしまい死にいたるとおもう。
◆ 本書の内容を要約すると,気の持ち方を変えよ・現状を受け入れよ・自分を空にしろということになるが,そういう生き方は金持ちの親がいて,医学部受験のために専用のマンションを買ってもらって暮らし,小遣いも豊富に使えたみたいな人(=著者)には向いていると思う。なぜなら現状である程度以上暮らせるから。職場でストレスが起きるはずがない。
しかし,懸命に毎日生活しなければならないレベルの人間には,なんの役にも立たない・諦観だけの腑抜けの人間になれと言っているのと同じになる。カネがあるなしにかかわらず,たとえば,致命的な疾患をもち生命の危機にある人間とその家族,交通事故で一家離散を迫られている家族,など至る所にいるので,そういう人々は,緊張感をもって生活せざるを得ないのが現状ではないか。
目くらましの「気にしない技術」ではどうしようもないだろう。
この著者はこういうクズ本を書くことで「気にしない技術」を実践しているとでもいうのだろうか?
こんなクズみたいな著書を連発しているのは,この筆者が「気にしない技術」を実践していない証拠ではないか?
わたしは精神科の臨床ではないが,この著者の人格崩壊が近いことを推測させる。