内容紹介
遊廓として歴史に名を刻んだ吉原の意外な側面。戦後日本の音楽文化史を書きかえる、渾身のルポルタージュかつて吉原遊郭として栄えた現在の千束4丁目界隈には、性風俗とは異なる娯楽を提供する「民謡酒場」が乱立した時期があった。昭和33年の赤線地帯廃止後、かつての吉原跡が、トルコ風呂・ソープランドへと変貌していく過渡期。地方から「金の卵」と言われ集団就職のため上京した者たちの孤独を癒し、人生や社会の厳しさを教えた場所、それが「民謡酒場」だった。高度経済成長期を下支えした原動力の源を、1960年生まれのルポライターが証言者一人ひとりを訪ね歩き、丁寧に描き出した貴重な記録。
内容(「BOOK」データベースより)
かつて、吉原の地に「民謡酒場」があった。そこでは、人々が唄で心を通わせ、故郷を離れた孤独を癒していた。高度経済成長を担った原動力を訪ね歩くルポルタージュ。