ジュリストの判例集はなんだか読む気がしない。
なぜだ。
民法の判例は明治や大正のものでも重要なものがあり、
そして古い判例は読み難いことこのうえない。
民法の判例集にはかならず載ってる宇奈月温泉事件の
判例が、いくら重要だといっても、カタカナで書かれた
判決理由を初めて見た法学部1年生は呆然とするのでは
なかろうか。
その点本書はカタカナをひらがなに書き換えているので
多少は読みやすい。
解説は、かなりあっさりしているが、どうせジュリストの
解説なんて、初学者が読んでも理解できないのだから、
最初のうちはなきゃないでいい。
要は、判例は具体的な事案についてどのように
考えているのか、そこが理解できればよいのだ。
というわけで、読みやすさに配慮した本書は
とてもおすすめです。