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民主主義対民主主義―多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 (ポリティカル・サイエンス・クラシックス)
 
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民主主義対民主主義―多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究 (ポリティカル・サイエンス・クラシックス) [単行本]

アレンド レイプハルト , Arend Lijphart , 粕谷 祐子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,990 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 7,770

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「ベストな」民主主義を探る比較政治学の現代の古典。狭い経験に依拠するだけの印象論を排し、データにもとづいて民主主義を語る。小選挙区制、二大政党制、議会に対する政府の優越などのイギリス型デモクラシーを理想視する通説に、経験的研究の立場から異議を唱えた古典的著作。36ヶ国の分析から多数決型民主主義だけが民主主義ではないと主張する。

内容(「MARC」データベースより)

現代政治学の発展に貢献した必読文献を体系的に紹介するシリーズ。英国型デモクラシーを理想視する通説に経験的研究の立場から異議を唱えた古典的著作。36ケ国の分析から多数決型民主主義だけが民主主義ではないと主張する。

登録情報

  • 単行本: 282ページ
  • 出版社: 勁草書房 (2005/06)
  • ISBN-10: 4326301589
  • ISBN-13: 978-4326301584
  • 発売日: 2005/06
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By θ トップ1000レビュアー
形式:単行本
世界各国の政治体制をつぶさに検討して、民主主義のよりよい姿を模索する本。

まず、民主主義を多数決型とコンセンサス型に分ける。

多数決型は、少しでも多い集団が数に物を言わせて議決を通す。
その代わり、政権交代を前提としている。

コンセンサス型は、話し合いを重視して、出来るかぎり多くの人と意見の一致を見るように心がける。

従来は、イギリス型=多数決方が民主主義の理想とされており、コンセンサス型は失敗と見られてきた。
しかし、筆者はさまざまなデータを分析し、コンセンサス型のほうが優れていることを実証する。

本書はかなり本格的な研究書という感じであり、データや事実が無味乾燥に結構ずらずらと並んでいたりもする。
読む人は、本腰据えて読むべきだろう。
その代わり、読む価値はある。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 清高
形式:単行本
1.内容
著者は、イギリスに代表されるような多数決型民主主義が優れているという定説に疑問を持っている。そして、コンセンサス型民主主義のほうが優れていることを明らかにしようとしている。第1章には、「政府・政党次元における5変数」と、「連邦制次元の5変数」を示して、それぞれの特徴を示している。第2章からは具体的検討。圧巻は第15章と第16章。ここにおいて、定説の疑問が明らかになり、著者が主張している、コンセンサス型民主主義の妥当性が示される。17章はまとめ。
2.評価
本当に政治システムの問題かは若干疑問があるが(他の要因はないのか?)、より多数の人が政治に関わるコンセンサス型民主主義が優れているという結論は、十分あり得る結論であり、今後の日本を考えるうえで有益な本だとは思う。しかし、たとえば、満足度ならば与党に携われる政党が多ければ高いというのはわかるが、相関にすぎないところもあるのではないか?という疑問もあるので、星1減らして、星4つ。
3.私見
現在、東日本大震災もあって、菅直人内閣総理大臣は、大連立を模索している。本書の問題意識では妥当となろうが、衆議院の選挙制度改革において多数決型民主主義の要素を取り入れていることもあり、うまくはいっていない。参議院においては、地方に過剰な代表権を与えているので(連邦制ならわかるし(ただし、日本は人口が多いので、地方分権が進んでいるというのが著者の分析)、著者が支持する議会制度は、人口比例の下院と人口の少ない地方により代表権を与える上院のようだ)、得票率の高い民主党より自由民主党が議席を獲得している(理由は以前から地方で強いから)という、おかしな状況のハーモニーになっている。より良い日本を築くために、本書を読んで、憲法の改正に着手するのが必要かもしれない。
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