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毒血と薔薇―コルトレーンに捧ぐ
 
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毒血と薔薇―コルトレーンに捧ぐ [単行本]

平岡 正明
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

前人未踏、コルトレーン論の決定版である表題作(書き下ろし)を含む、粋で伝法で革命的なジャズ論集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平岡 正明
1941年生まれ。作家、評論家。早大露文科中退。在学中、政治結社「犯罪者同盟」を設立。特異な活動を展開。60年代初頭、吉本隆明、谷川雁らの自立学校事務局を担うが、ラボセンター争議を機に谷川雁と訣別。67年に「ジャズ宣言」を『ジャズ批評』誌創刊号に発表してデビュー(単行本『ジャズ宣言』は1969年5月、イザラ書房から)。以降、批評対象は革命・犯罪・落語・歌謡曲・浪曲・新内・河内音頭・空手にまで拡がり、大衆の情念と革命とを結び、論じ続ける。1990年『大歌謡論』で第4回「大衆文学賞研究賞」受賞。1994年『浪曲的』で第一回「斎藤緑雨賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 271ページ
  • 出版社: 国書刊行会 (2007/07)
  • ISBN-10: 4336049440
  • ISBN-13: 978-4336049445
  • 発売日: 2007/07
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 603,692位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 菅章 トップ1000レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
平岡正明はこの書を上梓して間もなく逝ってしまった。稀代の喧嘩屋も意外にもあっけなく、この書が遺書のような存在になろうとは。しかし、最後にジャズ、それも書き下ろしのコルトレーン論を残してくれたのは、さすがジャズの申し子だけあって、うれしかった。僕の平岡との出会いは、たぶん70年代の初めに読んだ『ジャズ宣言』からであろう。ものすごくドライブ感のある、饒舌な文章は、それ自体がジャズのイディオムであった。やたらベランメイ調の喧嘩っ早そうな語り口は、心地よく、しかもその背後に潜む思想の恐るべき堆積には恐れ入った。こんな人と喧嘩したら絶対勝ち目はないだろうと思わせる凄みがあった。その後、山口百恵や美空ひばり、落語などサブカルチュアにも進出し、喧嘩の本道では極真空手の有段者として名実ともに武闘派の実証をしてみせた。何という人か。平岡のエッセイはとにかく面白いので折に触れ読むことがあったが、あまりに拡散する彼の興味と止めどもない知識につきあうのは大変と、やや距離を置いていた節もあった。久々に書店で見つけた平岡先生のジャズ論集が『毒血と薔薇 コルトレーンに捧ぐ』という魅力的なタイトル。寺島靖国氏との論争も掲載されていて、これは面白そうだと購入。しかしその直後、彼の死を知った(というか、たまたま彼の死を知らなかった僕がうかつだっただけだが・・)。「え、これは遺書になったの!」余りに勇ましく、おもしろすぎる内容に愕然としつつ読ませてもらった。感想としては、コルトレーン論は深くて面白い。寺島さんは、やはり喧嘩相手を間違えた。以上―。最後まで、平岡正明はジャズ者であり、喧嘩のプロであった。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By YASUO
形式:単行本
淀川長治が昔 黒澤明の新作を見れる幸せ ということを言っていました。
同監督の遺作となった まあだだよは 当時評論家にはあまり評判はよくなかったのですが、まさか最後になるとは思っていませんでした。

平岡さんの本も、新作を読むことは 同時代人としてとても幸せなことと 思うようになってきました。

星5つにしなかったのは、痛い音 などの コルトレーンやJAZZとは関係無く、あまり面白くもない文章が含まれていたからです。

安くはありませんが、黒い神やマイルス・デイビスの芸術などと 同じように再読に耐える本ですので、特にJAZZファンにお勧めします。

菊地成孔さんは、その文章を読めば 平岡正明さんの愛読者であることは明らかですが, この解説は本文よりも おもしろいほどです。
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ケンカ! 2010/12/18
形式:単行本
平岡正明氏といえばかつて『ジャズ宣言』で、ジャズ喫茶の便所の落書き(平岡氏の悪口)をメチャクチャに論破する。という名文があったと思いますが、この本では、菊地成孔・大谷能生『東京大学のアルバート・アイラー』を批判したジャズ評論家・寺島靖国氏がムチャクチャにされてしまいます。目次に「寺島靖国をぶっ壊す」(!)というタイトルを見つけ、書店で思わず噴きだしてしまいました。菊地氏のスピード感ある解説もあいまって、ハイテンションで祝祭的なジャズ本。
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