その余りにもシンプルかつ怪しいネーミングは、見る人に思わず表紙を捲らせる程魅力に溢れています。
本の内容はそのシンプルな表紙とは裏腹に、著者の毒草に対する深い愛情(?)と洞察に満ちています。毒草に対する説明が辞書や図鑑に書かれているような無味乾燥なものでは無く、筆者の手腕により雑学、人間社会との共存、それが悪用された事件などが踏まえられ、大変厚みを持たされて描かれています(妙な言い方になりますが、毒草のことが生き生きと描かれていると言えます)。老若男女を問わず、読んでいるうちに自然と毒草の魅力に惹きこまれていくので、毒草に興味が有る方にも無い方にも十分に楽しめる一冊だと思います。また読んでいる最中に口元に笑みが浮かんでくる事うけあいです。
片手間に読む用としてもオススメです。