娘や婿のあら探しをしたり、子ども夫婦とべたべた付き合いたがったり、支配しようとしたり、拒絶したりそういう困った義父母のために、結婚生活が揺らいでしまっている。そんな夫婦は多いのではないでしょうか。
この『毒になる姑』のすごいところは、その困難きわまりない“永遠の課題”の解決策を具体的にさぐっている点です。
テレビや雑誌の人生相談にもこうした姑の問題が次々と寄せられていますが、
たいていはエピソードの紹介に終始して、納得のいく解決策は示してもらえません。
“嫁姑戦争”の話題は、愚痴やブラックユーモアの類として扱われがちですが、『毒になる姑』はこの問題に真正面から、真摯に向き合っている、稀有な本と言えます。
著者のスーザン・フォワード氏は、アメリカ心理学界の第一人者でもある、ベテラン・セラピスト。三十年にわたるカウンセリングの経験を生かし、この問題の持つ困難さ複雑さを解き明かし、解決に向けた対処法と技術を、ていねいに伝授してくれます。
嫁姑の問題は「日本特有のもの」と考えられがちですが、この本を読んで、海の向こうにも同じ問題があったことに驚く人も多いかも知れません。
「自分さえガマンすればすべて丸くおさまる」と考えていたら、ますます「毒になる姑」の思い通りです。もしあなたが困った義父母の問題を抱えているなら、自分の人生をとりもどすための第一歩として、本書を手に取ってみるのはどうでしょうか。
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