筆者の伊達さんは管理栄養士さんで、実に多くの著作を世に出されております。
学術的理論的背景には??の付くものも多いのですが、「食べないと痩せない」「とにかく食べなさい」と特に世の女性群に啓蒙されておられるところは大いに評価出来ます。
何たって、世の若き女性は体重が右肩下がり、どんどん痩せ細っておりますから。
このままでは、次世代に代謝障害が起こり易くなるのは間違い無し。
いわゆる『オランダの飢餓(Dutch Famine)』ってやつでございます。
この本は胆は「ω3系脂肪酸の勧め」でございます。
ω3系脂肪酸とはα-リノレン酸、EPA、DHAなどの多価不飽和脂肪酸の総称です。
本著では筆者は「ピュア油」と呼んでいます。
α-リノレン酸を多く含む油とは、亜麻仁油(フラックスオイル)、エゴマ油、インカインチオイル、くるみなど。
EPAを多く含む魚油も勧めます。
また、筆者は『プラスの栄養学』とも言います。
即ち、どんどん「ピュア油」をプラスして行きなさいとの教えでございます。
小生もエゴマ油を愛用しており、何にでも振り掛ける振り掛ける(笑)。
でもこのエゴマ油、少々御高いのが玉に瑕。
も少しお安くならないものかと日々思っています(笑)。
昨今のコレステロール論争ですっかり有名になった日本脂質栄養学会が勧めるのもこのω3系脂肪酸。もう少し勉強したい方は此の学会のHPにアクセスするのも宜しかろう。
巻頭に「糖質制限や甘い物制限しても痩せない」と書いているところには大いに異論もありますが、星は4つ進ぜよう。
美しく痩せるにはやっぱり、マイナスの栄養学(糖質の制限)がまずは第1。
その次がプラスの栄養学(ω3系脂肪酸・蛋白質の積極摂取)でございます。
油が足りているためか、推薦者の漫画家倉田真由美さんも実に御美しい。
世の中の女性群全てに御勧めいたします。
この際、日本脂質栄養学会・元理事長の奥山治美先生の作品『油の正しい選び方・摂り方―最新 油脂と健康の科学』も併せて読まれればと思います。こちらはかなり学術的でございます。