- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
江戸幻想も多少はふくまれているものの、それでも読んで損はない,
By
レビュー対象商品: 母親はなぜ生きづらいか (講談社現代新書) (新書)
数年前、ダルビッシュ有とサエコが海外で挙式した際、ネットの某掲示板が「盛り上がり」を見せたという。もちろんその間、子供はサエコの母親に預けていたわけで、別にそれならそれでいいだろという話なのだけれど、「子供をほったらかしにして!」という民衆の憎悪が、この夫妻の特にサエコの側だけに向けられたのだ。そういう「育児の怠惰」をなじられる方も(そしてたぶん)なじる側も、いつも「母親」。本書で“エッセイスト”の香山リカがたどるのは、社会がいくらリベラルになろうと解消されない「母親はなぜ生きづらいのか」という謎の源流だ。 しかし本書が明かすのは、近代以前、実は「母親は生きづらくなかった」という事実。江戸時代まで子供は共同体の共有材であり、家族のみならずその社会の成員によって「子育て」は担われていたのだ。それが近代以降、性役割分業により女たちが家という檻に閉じ込められた。その檻は、「良妻賢母思想」や「母性愛幻想」という「錠」によって、さらに強固になっていくのだ。そんなプロセスを、すでに歴史に属する各種資料をもとに解きほぐしていく本書は、さらに現代において新たに生まれつつある「三歳児神話」にも、批判的な眼差しを向ける。 ただそんな「生きづらさ」の解決策として、「江戸時代」を持ち上げすぎているきらいがあり、小谷野敦には“江戸幻想”と批判されそうだし、著者も「安易」と自己批判していることに注意が必要だ。母親と同じく、江戸も万能ではないのだから。 フェミニズムや近代史に詳しい人には「またか」という話も多いだろう。新書で著されたこの本は、むしろその方面に疎い人ほど読んでほしい。特に、幻想の中の母親に未だ執着が強いという男性。もしくはきっぱり「母親にならない」と決めたキャリアウーマンなのに、なぜだか罪悪感を抱いてしまう女性。そんなあなたは、また別の形で「母性幻想」にからみとられているかもしれないのだから。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
母親って最高の職業のはずなのに…,
By しんのす乙女 "P子" (東京都八王子市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 母親はなぜ生きづらいか (講談社現代新書) (新書)
現在、高校生の母親ですが、自分も含めて、周囲のお母さん方に、何か、説明できないけれど「バランスの悪さ」を感じることが多いです。母親といえど人間なので、育った環境、現在の環境、様々なことで子供との関係を自分でも気付かぬうちに歪めてしまうようです。でも、本来、母親とは、数ある職種の中でも最高の「職業」ではないでしょうか? 私たち母親が上手く機能するということは、単なる自己満足に留まらず、将来子供たちが構築する社会に絶大な貢献が出来ると思います。そう考えた時、私たち母親が現在の自分の立ち位置を確認し、不足した知識を習得して育児に臨むのは、(大変な作業ですが)意味のある事だと考えます。 この本を通じて、もう一度、自分の足元を見直そうと思います。自分では気がつかなかったけれど、変な立ち方をしているかも知れません。早いうちに力のかけ方などを改善すれば、自分も、子供の視野も広がるような気がします。
5つ星のうち 4.0
読んで良かった,
By
レビュー対象商品: 母親はなぜ生きづらいか (講談社現代新書) (新書)
日本では江戸以前から、育児は母親が行うものと思っていたので、新鮮な発見でした。そして、親子の問題について、突き詰めると、母親とその親との関係が浮き彫りになる点は、自分にも当てはまるので、うなずきました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|
|