Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
または
Amazonプライム会員に適用。注文手続きの際にお申し込みください。詳細はこちら
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫)
 
イメージを拡大
 

母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫) [文庫]

河合 隼雄
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 924 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
10点在庫あり。ご注文はお早めに。
2012/5/30 水曜日 にお届けします! 「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された関東エリアへの配達のご注文が対象です。詳しくはこちら

キャンペーンおよび追加情報


よく一緒に購入されている商品

この本と「日本人」という病 (静山社文庫) ¥ 680 をあわせて買う

母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫) + 「日本人」という病 (静山社文庫)
合計価格: ¥ 1,604

在庫状況の表示

  • 対象商品: 母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫)

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細

  • 「日本人」という病 (静山社文庫)

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細



商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

必ずプラス・アルファがある河合隼雄の本
「大人の精神」に成熟できない日本人の精神病理がくっきり映しだされる!!

心理療法をしていて、最近とみに心理的な少年、心理的な老人がふえてきた、と著者はいう。本書は、対人恐怖症や登校拒否症がなぜ急増しているのか、中年クライシスに直面したときどうすればいいのか等、日本人に起こりがちな心の問題を説きながら、これからの日本人の生き方を探る格好の1冊。

内容(「BOOK」データベースより)

心理療法をしていて、最近とみに心理的な少年、心理的な老人がふえてきた、と著者はいう。本書は、対人恐怖症や登校拒否症がなぜ急増しているのか、中年クライシスに直面したときどうすればいいのか等、日本人に起こりがちな心の問題を説きながら、これからの日本人の生き方を探る格好の一冊。「大人の精神」に成熟できない日本人の精神病理がくっきり映しだされる。

登録情報

  • 文庫: 362ページ
  • 出版社: 講談社 (1997/9/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062562197
  • ISBN-13: 978-4062562195
  • 発売日: 1997/9/19
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 15,357位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

星4つ
0
星3つ
0
星2つ
0
星1つ
0
最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書が35年前に書かれたものと知って驚いた。
昨今、NHKによって「無縁社会」という言葉が流行り出したが、その社会病理の根本を河合氏はすでに指摘していた。
すなわち、「母性社会」という問題である。

それは、欧州社会が母性の二面性と同時に父性的要素も取り込んできたことの対比による。
父性原理に基づくキリスト教は、強烈な母の否定の上に成立している。
そこでは神との個別の契約関係を結んだ上で自我が育まれるため、「個」という概念が生まれる。
だから、欧州社会では「個の倫理」が発達した。

一方、日本社会では「場の倫理」が尊重される。
これは今、「世間学」という新しい学問が挑んでいるテーマである。
日本人にとっての神は「世間様」であるとも言われるくらい、「場の倫理」は強力である。
心理学が専門の著者は、「世間学」の誕生に先がけてこう分析していた。
すなわち、「場」の力の本質は「母性への回帰」である、と。
この「母性」こそが「わが国の文化・社会を古くから支えている原理」(30ページ)なのである。

ここでいう「母性」は、自我をも呑み込むグレート・マザー的側面を含まない。欧州型のそれとは異なる。
天照大神から始まった、「全てを包み込む」というイメージである。
著者は素材として各地の神話を多用するのであるが、それが誠に興味深い。
神話がその文化圏の自我の成り立ちを象徴していることがよく分かる。
つまり、「日本人の自我における父性原理の弱さ」(50ページ)が問題なのである。

「平等」・「公平」に対する考え方についても日本と欧州の違いは明白である。
個人の「差」を前提にする欧州では小学校でも落第があり得るし、それが「親切」な制度である。
しかし、日本でそれは考えられない。日本においてその差は「差別」となるからである。
ここにも、無意識的な母性原理が働いている。

とはいえ、欧州型の思想が全てにおいて優れているわけではない。
著者もその点は心得ていて、欧州型の進歩主義的文明が行き詰ってきていることも認めている。
東洋には「自我なしの意識」があって、それは精神の豊かさをもたらしてきたのである。
これは日本人の強みである(146、192ページなど)。

日本において「無縁社会」が恐れられるのは、我々が古くから「血縁」に基づく社会を形成してきたからであろう。
我々は、天皇のような家父長的な存在を頂点にして、それを「場」として生活してきた。
家族やムラは言うまでもなく、企業も「血縁」の擬制で成立するものであった。

ところが、欧米型の合理主義の浸透によって、それは崩れかけている。
終身雇用・年功序列制度は、能力・成果主義に取って代わられた。
企業も部外から取締役を迎え入れねばならなくなった。
落ちこぼれた人間はひきこもり、家族も頼れなくなった。
河合氏が指摘した「母性社会」はまさに「病理」となっている。

究極的には「物質文明(欧州)」と「精神文明(東洋)」の相克であるように思う。
だから、有史以来「血縁」という精神的つながりを拠り所に生活してきた日本人にとって、グローバル化は危険かもしれない。
このまま徹底的な合理主義が世界を覆い尽くしていくならば、欧州型の「個」を体得しなければならない。
そうした土壌を持たない日本人に果たしてそれができるのか、疑問である。
あるいは、我々持ち前の器用さで対応していくつもりなのか。
ひきこもりやニートが増え続ける現状をみる限り、とても楽観視することはできない。

河合氏は結びに興味深い言葉を残している(あとがき)。
それは、彼が日々、臨床の場で向き合っている「一般には異常とか病気とか考えられがちな人々」が、
「むしろ、問題解決の尖兵として、いわゆる正常人よりも早く問題と取り組んでいるのではないか」という指摘である。
これは最近、ひきこもりやニートたちに向けられている新たな視線と全く同じなのである。
日本はグローバリズムに迎合するのではなく、第三の道を模索しなければ生きていけないのではないか。

著者は日本人が特有する対人恐怖症をこう説明する。
すなわち、彼らは「西洋的な自我」の持ち主で、それは「場の倫理」を優先する日本社会と矛盾をきたす。
そして、彼らはこれを「現実化する力」をもたないため、赤面などの羞恥の感情が生じるのだ、と(210〜211、293ページ)。

我々日本人は、国民国家を形成した時、西欧の「合理的に構築した体系に目を奪われるあまり、
それを支えている広大な領域になかなか目を向けることができなかった」(352ページ)。
「西洋の文化とわれわれはとうとう根っこのほうでぶつかりはじめた」(353ページ)とは極めて示唆的である。

やはり、ヨーロッパの個人主義を体験した方の日本論には学ぶところが多かった。
河合氏はスイスからユングの心理学を持ちこんだ人物であるし、
「世間学」を生んだ阿部勤也氏にしても専門はヨーロッパの中世史であった。
そういえば、最近『日本辺境論』を書いた内田樹氏もフランス思想から出発した人物である。

ともあれ、本書は日本人なら一度は読んでおきたい「古典」である。
阿部勤也『「世間」とは何か』(講談社現代新書)
井上忠司『「世間体」の構造』(講談社学術文庫)
もお薦め。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
河合さんの著した殆どの本は、高校生にも読める簡易な文体で書かれているのが特徴です。この本も然り、とっつき易いです。内容は、西欧と日本人の持っている自我の違い、永遠の少年(概して大人になりきれない日本人)が大人になるためのイニシエーションの必要性などについて書かれています。
その中でも、能力主義と平等主義について書かれている部分がありますが、今読んでも約二十年前に書かれたものとは思えないくらい、全く時代遅れを感じさせません。真実はまかり通るもの、と山田詠美さんがどこかで書かれてましたが、河合さんの書かれる著作は、いつも、そういう感じを与えてくれます。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By レバンネン VINE™ メンバー
形式:文庫
この本が書かれて30年経つが、著者が提起する日本が抱える様々な問題はどれも今もって当時と同じように横たわっている。一般的に少し前までの近代日本社会は父権社会だと考える傾向にあると思われるが、著者は、父権を確立することによって母性原理に基づく文化を補償してきたという。つまり、父親は家長として強さを持っているが、それはあくまで母性原理を遂行するための強さで、父性原理の確立者というわけではないというのである。読み進めるに従いその説には納得させられる。そして、現代でもその母性社会の特徴は全く失われていないように思う。それであれば、30年の時を経ても変わらないこの社会の特徴を知ることは、この世をたくましく生きていくために助けとなるのではないか。そんなことを考えさせられる。
不登校、平等主義、対人恐怖、心理的な少年と老人などの日本人の特徴や病理について示唆深い一冊。
このレビューは参考になりましたか?

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す


フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換