母をたずねて三千里って、子どものころ、再放送で、なんだか地味~なアニメだな、と思ったら次第に手に汗握る展開に
なって見てた…そんな記憶があります。
実際、DVDを全巻揃えてみてみると、なるほど、アルゼンチンにただ一人旅立つのは4巻のラストなのですね。
もしかしたらそこまでは少しだけ退屈かもしれません。でも、どんどんどんどん手に汗握る展開になっていきます。
これでもか、というほどお母さんに会えないマルコ、それでもめげずに、めげても色々な人に励まされながら、
旅を続けるマルコに本当に励まされてしまいます。毎回毎回オープニングの音楽を聴き、映像を見ただけでドキドキしてきて
しまいます。あの、オープニングに出てきた酒屋で励まされるマルコ、実際にあのシーンが出てきたときに泣かずには
いられませんでした。流行歌を使う現代アニメでは味わえないゾクゾク感ですよね。
マルコはすごい勇気です。でも、旅の中で出会う優しい人々の励ましに、もう熱い気持ちを抑えられなくなります。
話自体はとってもシリアスで、登場する舞台もアルゼンチンの寂れた町や乾燥したパンパばかりです。
でも、そんな展開に華を添えてくれるのが旅芸人のペッピーノ一座です。フィオリーナは垢抜けないやさしさがあります。
ペッピーのさんは本当に大好きになってしまいます。声優さんも、未来少年コナンのダイス役の方で、とっても
いい声をなさっていて盛り上がってきます。
何度も何度も繰り返し見るタイプの作品かどうかはわかりません。実際、私はカトリやラスカル、ルーシーなど、
他の名作劇場作品のほうが繰り返し何度も見ています。でも、一度目の感動、期待は裏切りませんよ。