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母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)
 
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母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス) [単行本]

斎藤 環
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 966 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

呪縛の正体に迫る。

すべての母娘問題に悩む女性たちに贈る待望の1冊!

内容(「BOOK」データベースより)

娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母…娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?本書では、臨床ケース・事件報道・少女まんがなどを素材に、ひきこもり・摂食障害患者らの性差の分析を通して、女性特有の身体感覚や母性の強迫を精神分析的に考察し、母という存在が娘の身体に深く浸透しているがゆえに「母殺し」が困難であることを検証する。「自覚なき支配」への気づきと「自立」の重要性を説き、開かれた関係性に解決への希望を見出す、待望の母娘論。

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2008/05)
  • ISBN-10: 4140911115
  • ISBN-13: 978-4140911112
  • 発売日: 2008/05
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 200km/h
形式:単行本
母娘問題にもがく患者を診察・治療してきた精神科医が、
この関係を論理的に分析し、解決策のヒントを挙げている。

娘の立場にある人へ:
「母親の自己犠牲や責任感すらも、しばしば支配のための論理に利用される可能性があることも理解しておくべきでしょう」
「感情のもつれをもたらす密着関係、密室関係を脱するためにも、離れて生活する可能性について検討してみること」

母の立場にある人へ:
「母親が娘に与えられる一つの素晴らしい贈り物は、できる限り自分自身の人生を生きることです。それは同様に、息子や自分自身に対する贈り物でもあるのです(ハリエット・レーナー)」

私の母は家庭に問題があるとは全く認識していない。
この本を読む事はないであろうし、どのようにしても母の考え方を変えることはできない。
何十年続いてきた支配を今さらやめさせることも不可能だ。
結局は、家を出て距離を置く事しか、自分自身が救われる方法はない。
その答えを確信づけ、後押ししてもらった大事な本。
このレビューは参考になりましたか?
55 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 香桑 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
本書は、ひきこもりを専門とする臨床家である斎藤環が、ひきこもり症例の男女差から出発して、「母−娘」関係は「母−息子」関係、「父−娘」関係、「父−息子」関係とは異なることに問題意識をもって語り始める。これは何も特別な「母−娘」関係を扱っているのではない。「母−娘」関係が特異であるという解説なのだ。
著者が男性である以上、彼自身の感覚や体験から語ることはできない。材料となるのは、ひきこもりや摂食障害といった「母−娘」関係が重要なファクターになりやすい症例や、新聞や雑誌の投書、事件報道、あるいは、小説や少女マンガ、映画など、多彩である。
それらの材料を縦横に組み合わせながら、母による不可避的な支配と娘は戦っていることを浮き彫りにする。母の呪縛はこれまでも様々な切り口で部分的に理論化されてきたことを俯瞰し、しかも母親側も女性性と母性という困難さを抱え込まされていることをまで指摘する。ルソー以来の近代の伝統として。

ほどよい母親であることは難しいと言われる。同じように、ほどよい娘であることも難しい。しかし、ほどよい関係になるためには、そうしてお互いにほどよい距離を探していくほか、ない。
近すぎれば束縛でしかないものも、緩めれば絆になる。断ち切ればよいとは限らぬ。
女性だけで共有するのではなく、著者も書いているように、男性にも一緒に読んでもらい、知ってもらいたい。そのため、男性の言葉で書かれていることに価値を感じた。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「私は母の前で悪魔になってしまいました」。そう書き残して自殺した女子アナがいた。
この本を真っ先に読もうと思った動機は、このニュースが頭から離れなかった事にある。
新聞広告でたまたま目にし、発売日当日に買って読了した。
アイデンティティの境界が不明確なくらいベッタリな関係の母と娘をたまに見かける。
母娘関係は、他のあらゆる人間関係よりも特殊さと複雑さを抱えているがゆえに、この関係性は愛情と憎悪が混在した呪縛として娘を生涯支配し続ける。本書はその諸相を浮き彫りにする。

ある概念や事例が、「あっ!こういうことだったのか!」と自分の中でバラバラだった色んな事柄が一本の糸で奇麗に結ばれるような感覚になることがある。本書はその感動を与えてくれる(私は「代名詞の混乱」「抑圧ポイント」「マゾヒスティック・コントロール」といった視点に感嘆した)。語り口調で読みやすく、様々な概念や事例、小説や漫画などの例が豊富で分かりやすい。母娘だけでなく、父も息子も(祖父も祖母も!)読むに値する本である。
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父親に向けて書かれた本
信田さよ子の『母が重くてたまらない』がベストセラーになるなど、近年は母―娘問題にスポットが当たっている。本書はひきこもりというどちらかといえば母―息子問題の第一人... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 倒錯委員長
母娘関係には錯綜した愛憎関係がある
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机上の空論
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投稿日: 14か月前 投稿者: ヨーコ
斎藤環=仮面を被った生物学的性差決定論者
母娘関係が、父息子、父娘、母息子関係とは(1)いかに異なるのか、
そして(2)なぜ異なるのかに関して、著者の主張が述べられている。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/17 投稿者: 森哲平
すべての娘たちへ
母と娘。
女はだれしもが誰かの娘であり、それゆえこの甘美で危険な関係の共犯者である。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/19 投稿者: サカサカアカネ
母/娘関係を正面から扱った良書。
母/娘関係を正面から扱った良書。
小説やマンガからの引用が多く、
文章も判りやすいという点は
ます第一に挙げられる。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/3 投稿者: アジアの息吹
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