母娘問題にもがく患者を診察・治療してきた精神科医が、
この関係を論理的に分析し、解決策のヒントを挙げている。
娘の立場にある人へ:
「母親の自己犠牲や責任感すらも、しばしば支配のための論理に利用される可能性があることも理解しておくべきでしょう」
「感情のもつれをもたらす密着関係、密室関係を脱するためにも、離れて生活する可能性について検討してみること」
母の立場にある人へ:
「母親が娘に与えられる一つの素晴らしい贈り物は、できる限り自分自身の人生を生きることです。それは同様に、息子や自分自身に対する贈り物でもあるのです(ハリエット・レーナー)」
私の母は家庭に問題があるとは全く認識していない。
この本を読む事はないであろうし、どのようにしても母の考え方を変えることはできない。
何十年続いてきた支配を今さらやめさせることも不可能だ。
結局は、家を出て距離を置く事しか、自分自身が救われる方法はない。
その答えを確信づけ、後押ししてもらった大事な本。